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2025年06月10日

玄関ポーチとはどこ?おしゃれな間取り例やアプローチとの違いを解説

玄関ドア

玄関ポーチは、最初に目に入りやすい場所となる大切な場所です。
出入りするだけでなく、玄関の劣化を防いだり外観をおしゃれに仕上げたりと、玄関ポーチはさまざまな役割を担っています。

なかには、玄関ポーチと玄関アプローチの違いがわからず悩む方もいるでしょう。
そこで、この記事では玄関ポーチの意味や役割、種類について解説します。

おしゃれな玄関ポーチの間取り例も紹介するので、理想の住まいを実現したい方は参考にしてください。

 

玄関ポーチとは

外観

玄関ポーチは、玄関に入る前の庇下(ひさしした)の空間を指します。
まずは以下の2点について把握し、玄関ポーチを理解しましょう。

  1. 意味
  2. 玄関アプローチとの違い


玄関ポーチについて、理解を深めたい方は、参考にしてください。
なお、アサヒグローバルホームではおしゃれな玄関ポーチを採用した建売住宅を多数提供しております。
スタイリッシュな玄関ポーチを参考にしたい方は、物件を探すページをチェックしましょう。

 

意味

玄関ポーチは、玄関に入る前に雨風をしのいだり、傘やポストを置いたりする目的で設けるスペースです。
スペースを広く設けるとベビーカーや自転車の物置スペース、観葉植物を飾るなどの活用方法があります。

まわりから玄関が見えないようにするタイプやフェンスで囲うタイプなど、玄関ポーチのスタイルはさまざまです。
玄関前のスペースになるため、来訪者がはじめに目にするスペースが玄関ポーチです。

 

玄関アプローチとの違い

玄関アプローチとは、家の敷地内の端である門から玄関までの通路のことです。
2つの違いは、下表のとおりです。

 

玄関ポーチ

玄関アプローチ

場所

玄関前の空間

道路から玄関までの通路

特徴

建築面積に含まれる

建築面積に含まれない

設備

照明、ポスト

照明、植栽


玄関ポーチは玄関前の空間で、玄関アプローチは玄関までの通路と理解しておきましょう。
玄関ポーチはどの戸建てにもありますが、玄関アプローチがないタイプの戸建ても珍しくありません。

どちらも来訪者がはじめに目にする場所で、家の第一印象を決める大事な場所です。
また家の印象として、外壁の色も非常に大切です。
外壁の種類や選び方については、以下の記事をあわせて参考にしてください。

【関連記事】建売住宅で使われている外壁の種類は?塗装の時期・選び方・間取り例を紹介

 

玄関ポーチの役割

照明

玄関ポーチは主に、以下3つの役割を果たします。

  1. 出入りや応対をスムーズにする
  2. 玄関の劣化を防ぐ
  3. 外観をおしゃれに仕上げる


役割を理解し、使いやすい玄関ポーチを検討しましょう。

 

役割①:出入りや応対をスムーズにする

玄関ポーチは住民の出入りだけでなく、来訪者の応対をスムーズにする役割を果たします。
玄関前に雨風を凌ぐ庇があるため、玄関を出る際の施錠などを雨に濡れず行えます。
また、荷物を受け取るときにも人が濡れないだけでなく、玄関に雨が入ることを防げるのです。

照明をつけておけば、夜間の出入りもしやすく、防犯面にも配慮できます。
取り入れる設備によって機能性も変わるため、使いやすさも考慮しながら玄関ポーチをつくりましょう。

 

役割②:玄関の劣化を防ぐ

玄関の劣化を防ぐのも、役割の1つです。
直射日光や雨は、玄関の素材や部品の劣化の原因になります。

玄関ポーチがあれば夏は直射日光による玄関の温度上昇を防ぎ、雨風による錆やカビの発生もおさえてくれます。

ただし、風向きや玄関ポーチの形によっては、落ち葉やゴミが玄関前にたまるため注意が必要です。
玄関ポーチをきれいに保つためには、定期的なお手入れやごみやほこりがたまらない構造を検討し、対策しましょう。

 

役割③:外観をおしゃれに仕上げる

実用的な役割に加えて、外観のデザイン性もプラスできるのが玄関ポーチの特徴です。
フェンスやスリットが入った壁を取り入れれば目隠しにもなり、生活感のないシックな建物に見えます。

また植栽を置いたり、ポストや庇の色を統一したりすればおしゃれさが増します。
玄関ポーチと同様に、屋根の形も外観をおしゃれに仕上げるためには重要です。
切妻屋根について、おしゃれにするポイントを知りたい方は以下の記事をあわせてご覧ください。

【関連記事】おしゃれな切妻屋根の特徴とは?外観事例・メリット・デメリットも紹介

 

玄関ポーチの種類

外観

玄関ポーチには、以下3つの種類があります。

  1. 庇(屋根)型の玄関ポーチ
  2. フラット型の玄関ポーチ
  3. インナー型の玄関ポーチ


家や土地の形状によってできる玄関ポーチのタイプが異なるため、メリット・デメリットを把握しながら検討しましょう。

 

種類①:庇(屋根)型の玄関ポーチ

庇とは、玄関の上に取り付けられた小さな屋根のことをいいます。
庇(屋根)型の玄関ポーチの特徴は、下表のとおりです。

形状

玄関ポーチが建物から飛び出た形状

メリット

付属物が少ないため、生活感のないスタイリッシュな外観になる

デメリット

屋根しかないため、大雨や風が強い雨だと濡れる


家の1面に玄関があり、その上に屋根を付けた庇型は、デザイン性の高い印象を与えられます。
庇の広さにもよりますが、玄関の真上のみの庇だと雨風が吹き込む場合も予想されるため注意しましょう。

  • 玄関ポーチにあまり面積を取られたくない方
  • 実用性とデザイン性、どちらも取りたい方


庇(屋根)型は、上記のような方におすすめの玄関ポーチです。

 

種類②:フラット型の玄関ポーチ

フラット型の特徴は下表のとおりです。

形状

庇や囲いがなく、玄関のみのタイプ

メリット

デザイン性に特化できる

デメリット

玄関が雨風にさらされるため、実用性に欠ける


フラット型は、玄関ポーチの空間が玄関前のみになる、やや攻めた形になっています。
玄関前の空間が少ないため、デザイン性が高く、スタイリッシュな外観になるのが特徴です。

ポストや玄関ドアを外観に合わせると、デザイン性も高まります。
ただし、生活感がなく玄関だとわかりにくい場合もあるため、表札をかけるなどの対策をしましょう。

  • 生活感のないデザイン性の高い家にしたい方
  • 雨風にさらされることをあまり気にしない方


フラット型は、上記のような方におすすめです。

 

種類③:インナー型の玄関ポーチ

インナー型の特徴は、下表のとおりです。

形状

外壁の一部を凹ませて、玄関が囲まれた形状

メリット

囲まれているため、活用方法が多い

デメリット

暗く感じる


建物の中に玄関があるインナー型は、
玄関が囲まれた形状で玄関ポーチが広くなっています。
玄関の正面以外が壁になるため、物を置くスペースが十分にあります。
広さによってはベビーカーや自転車を置けることから、収納スペースとして活用したい場合に検討すると良いでしょう。

実用性が高いタイプではあるものの、暗く感じたりゴミがたまったりするため、定期的な清掃や感知タイプの照明を取り入れるなど対策が必要です。

  • 物置スペースとして玄関ポーチを活用したい方
  • 玄関前で作業することが多い方


インナー型は、上記のような方におすすめの玄関ポーチです。

 

おしゃれな玄関ポーチの間取り例2選

おしゃれな玄関ポーチを取り入れている間取りを2つ紹介します。

  1. モルタル仕上げの庇型玄関ポーチ
  2. タイル仕上げのインナー型玄関ポーチ


玄関ポーチのデザインや形状で迷っている方は、ぜひ今後の参考にしてください。

 

間取り例①:モルタル仕上げの庇型玄関ポーチ

外観
>>お気に入りの建売物件を探す


こちらは、アサヒグローバルホーム注文住宅の施工事例になります。
こちらの家では庇型の玄関ポーチを採用しており、注目ポイントは以下のとおりです。

  • アクセントになる木目調の玄関ドア
  • デザイン性の高いモルタル仕上げ


シンプルさを追及したこちらの家は、無駄をなくしたシンプルでスタイリッシュな外観です。
庇型を採用することで、造作物を減らし、すっきりとした印象に仕上げています。

外壁と玄関ドアの色の調和を意識し、明るめの木目調で玄関ドアをアクセントにしています。
また、玄関ポーチの床をモルタルにし、スタイリッシュさをアップさせた、実用性とデザイン性を兼ね備えた間取りです。

 

間取り例②:タイル仕上げのインナー型玄関ポーチ

外観>>お気に入りの建売物件を探す


インナー型玄関ポーチを取り入れているこちらの家の注目ポイントは、以下のとおりです。

  • 外観の邪魔にならない色合いのインナー型ポーチ
  • 色味を合わせた玄関ポーチのタイル床


実用性の高いインナー型玄関ポーチを取り入れていますが、外壁と色合いを合わせることで、統一されスタイリッシュさのある外観になっています。
また、床のタイルも外壁と色味を合わせ、モダンテイストの仕上がりです。

タイルは汚れや傷が目立ちにくく、お手入れしやすいのが特徴のため、ゴミがたまりやすいインナー型にはおすすめです。
玄関ポーチの形で迷っている方は、床の素材も合わせて検討すると良いでしょう。

アサヒグローバルホームでは安心して長く住める家を提供するための、アフターサービスを充実させています。
当社のアフターサポートについて詳しく知りたい方は、「わたしたちのこだわり」をご覧ください。

 

まとめ:玄関ポーチは外観の印象を左右する重要な場所

外観

玄関前の空間である玄関ポーチは、外観の印象を左右する重要な場所です。
来訪者の目につきやすい場所であると同時に、建物の顔になるため、玄関ポーチのデザインは重要です。
実用性だけでなくデザイン性も検討しながら、理想の玄関ポーチをつくりましょう。

アサヒグローバルホームでは、実用性だけでなくデザイン性も兼ね備えた玄関ポーチを採用した建売住宅を取り扱っております。
ライフスタイルに適した玄関ポーチを採用した住まいを実現したい方は「物件を探す」ページからご覧ください。

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ステップ①:希望条件を決める
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この記事の監修

足立 克久

保有資格
宅地建物取引士、木造建築士、住宅ローンアドバイザー、FP3級、福祉住環境コーデイネーター3級、三重県被災建築物応急危険度判定士

2005年アサヒグローバルホーム入社
入社後、宅建士、建築士などの資格を取得。
その知識を生かし、分譲住宅、注文住宅の契約を300棟以上担当。
現在は東海三県の土地仕入れ、分譲住宅の開発に携わりながら住宅を販売している。