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2024年09月25日

おしゃれでモダンな和室をつくるには?かっこいい間取り例やポイントを解説

LDK

家づくりの際、和の雰囲気を取り入れた「おしゃれでモダンな和室をつくりたい」と考える方もいるのではないでしょうか。
モダンな和室は和と現代的な素材をバランスよく取り入れることで、居心地のよいおしゃれな空間を演出できます。

理想の空間をつくれるよう、ポイントを押さえたうえで和モダンのイメージを明確にするのが大切です。
この記事では、おしゃれでモダンな和室の作り方のポイントを解説します。

おしゃれでかっこいいモダンな和室の間取り例も紹介するので、理想のマイホームを建てたい方は参考にしてください。

 

おしゃれでモダンな和室をつくる7つのポイント

和室

おしゃれでモダンな和室づくりのポイントは、以下の7つです。

  1. デザインを明確にする
  2. 隣接する部屋とのバランスを考える
  3. カーテンの素材にこだわる
  4. モダンな照明を取り入れる
  5. 直線的なモダンインテリアを選ぶ
  6. 和と現代的な素材をミックスする
  7. ロースタイルの家具を配置する


それぞれ見ていきましょう。

 

ポイント①:デザインを明確にする

おしゃれでモダンな和室をつくるときは、和と洋どちらの要素を強く出すかといったようにデザインを明確にしましょう。
方向性が定まっていないまま希望に沿った素材を組み合わせると、アンバランスな空間になってしまう可能性があるためです。

和と洋の比率によって異なるデザインとなるため、どちらの要素を強く出したいか考えると取り入れたいインテリアがイメージしやすくなります。
理想の和室を実現できるよう、まずは和とモダンのバランスを考えるのがポイントです。

 

ポイント②:隣接する部屋とのバランスを考える

おしゃれでモダンな和室を建売住宅でつくる際は、隣接する部屋とのバランスを考えるのがポイントです。
建売住宅の場合、和室はリビングに隣接しているケースがほとんどのため、共通性を持たせると一体感のあるおしゃれな空間を演出できます。

家全体との雰囲気にあわせた配色や家具、照明などを設けることでリビングと調和のとれた和室となるでしょう。
モダンな和室のデザインを考えるときは、空間のつながりも意識するのが大切です。

 

ポイント③:カーテンの種類にこだわる

和室に窓が設けられている場合、カーテンの種類にこだわると雰囲気のある空間をつくれます。
モダンな和室におすすめなカーテンの種類は、以下の通りです。

  • ロールスクリーン
  • プリーツスクリーン
  • ブラインド


洋室に用いる一般的なカーテンもデザインや色など、和モダンに適したものがあります。
しかし、シンプルな空間となる和室ではボリュームのあるカーテンは、重たい雰囲気となりイメージにそぐわない可能性もあるでしょう。
カーテンの種類は、和のテイストにあったものを選ぶのがポイントです。

 

ポイント④:モダンな照明を取り入れる

和モダンな照明を取り入れることで、ノスタルジックな雰囲気をつくれます。
モダンな和室にはオレンジ色の照明を選ぶと、温かみのあるムードを演出可能です。

モダンな和室におすすめの照明には、以下のものがあります。

  • ペンダントライト
  • ダウンライト
  • スタンドライト
  • シーリングライト
  • 間接照明


アクセントとして照明を取り入れると、和モダンな空間の美しさが引き立つでしょう。

 

ポイント⑤:直線的なモダンインテリアを選ぶ

直線的なデザインのモダンインテリアを和室に取り入れるのも、おしゃれに見せるコツです。
モダンインテリアには障子や畳などと同様に直線的なデザインを採用すると、一貫した和の空間演出ができます。

直線的なデザインで統一することで空間の縦と横のラインが強調されるため、すっきりした印象を与えられるでしょう。

アクセントとして丸みのある和のインテリアを配置すると、やわらかな雰囲気が加わりおしゃれで心地良いモダン和室となります。
なお、建売住宅をおしゃれにしたい方は、以下の記事をあわせて参考にしてください。

【関連記事】建売住宅をおしゃれにしたい!インテリアと外観をおしゃれにする3つのコツを解説

 

ポイント⑥:和と現代的な素材をミックスする

和と現代的な素材をバランスよく組み合わせることが、和モダンをおしゃれにするポイントです。
落ち着いた雰囲気となる和と、スタイリッシュな印象を与える現代的な素材をミックスすると、メリハリのある空間になります。
主に使用される和と現代的な素材は、下表の通りです。

和の素材

現代的な素材

  • 和紙・障子
  • ラタン
  • 竹・麻
  • ガラス
  • スチール
  • アルミ
  • モルタル


強調したい素材をベースにして、2つの素材を融合させると洗練されたモダンな和室になります。

 

ポイント⑦:ロースタイルの家具を配置する

モダンな和室の家具には、ロースタイルのタイプを選びましょう。
和室では畳に座り、布団敷いて寝るといったロースタイルな生活をするのが一般的です。
そのため、背の低いタイプの家具で統一したほうが、和の雰囲気を感じやすい傾向があります。

また、ロースタイルの家具は天井までの余白を多く感じられるため、空間を広く見せられることが特徴です。
家具は最低限かつシンプルなものを選ぶと、開放的で快適に過ごせるモダンな和室がつくれます。

 

開放的な和モダン空間にする3つのアイデア

畳スペース

開放的な和モダン空間を実現するアイデアは、以下の3つです。

  1. 採光を確保できるよう窓を取り入れる
  2. 立体感を出すために小上がり和室にする
  3. 吹き抜けにして開放的な和室にする


それぞれチェックしていきましょう。

 

アイデア①:採光を確保できるよう窓を取り入れる

開放的な和モダンを実現するには、採光を確保できるよう窓を取り入れるのが効果的です。
自然光を取り入れることで、開放感を得られるだけでなくカビ予防にもなります。

また、和室の窓には掃き出し窓や腰窓、地窓などがあり、それぞれ異なる魅力があります。
窓が大きいほど採光を確保できるため、明るさにより広く見せられるのがメリットです。
なお、地窓を設けると畳が自然光に照らされて、おしゃれで雰囲気のあるモダンな和室になります。

 

アイデア②:立体感を出すために小上がり和室にする

小上がり和室とは、床の一部分に高さを設けた和室のことです。
建売住宅ではリビングに隣接して和室が設けられる傾向のため、空間に立体感が生まれ開放的な和モダンをつくれます。

仕切りを設けない場合は、和室に明るさを取り入れられるのもメリットです。
なお、小上がり和室にすると空間のアクセントにもなるため、モダンな和室を引き立たせたいときにおすすめです。

 

アイデア③:吹き抜けにして開放的な和室にする

吹き抜けを設けると、ゆったりくつろげる開放的かつおしゃれな和室になります。
空間に高さがでるため、視覚的な広がりを感じられるのが吹き抜けのメリットです。

建売住宅の場合、リビングに吹き抜けを取り入れている物件もあります。
リビングに和室が隣接されていれば、吹き抜けにより空間が縦に広がって家全体が明るくなるでしょう。
なお、吹き抜けのメリットやデメリットを知りたい方は、以下の記事をあわせて参考にしてください。

【関連記事】吹き抜けのある家で後悔しない!メリット・デメリット・施工事例を解説

 

おしゃれでかっこいいモダンな和室の間取り例3選

おしゃれでかっこいいモダンな和室の間取り例は、以下の3つです。

  1. 和室に大きな窓を取り入れた家
  2. リビングに併設して広々とした空間を実現した家
  3. 小上がりと琉球畳を取り入れた和室がある家


理想の和モダン空間を作るための参考にしてください。

 

和室に大きな窓を取り入れた家

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こちらの間取りの注目ポイントは、以下の2つです。

  1. 和室・リビングともに南向きの窓で日中はとても明るく風通しがよい
  2. 隣接するリビングとのつながりで和モダンな雰囲気が心地いい


リビングと隣接する和室に大きな窓を取り入れており、
採光により明るく広々とした部屋を演出しているのが特徴です。
自然光が差し込むため、開放的でおしゃれな和モダン空間を実現できるでしょう。

間取り図


間取り図

また、窓を設けることで風通しがよくなり和室のカビ防止にも効果的です。
窓により和室を視覚的に広く見せられるため、ゆったりとくつろげる空間になっています。

 

リビングに併設して広々とした空間を実現した家

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こちらの間取りの注目ポイントは、以下の2つです。

  1. リビングと和室を隣接して一体感のある空間を演出している
  2. 和室にダウンライトを設けて温かみのある雰囲気をつくっている


リビングに畳コーナーを隣接させることで
一体感が生まれ、広々とした空間を実現しています
リビングとのゾーン分けも可能な間取りとなっており、畳コーナーをプライベートスペースとして活用するのもよいでしょう。

間取り図

間取り図

また、畳コーナーにはダウンライトを取り入れており、夜にはおしゃれでムードあふれる演出ができます。
シンプルな照明により、イメージにあった和モダン空間が作りやすいのも魅力です。

 

小上がりと琉球畳を取り入れた和室がある家

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こちらの間取りの注目ポイントは、以下の2つです。

  1. 和室には琉球畳を採用し和モダンな雰囲気を演出している
  2. 空間に立体感が生まれるよう小上がり和室を採用している


こちらの家では、琉球畳と呼ばれる縁(へり)がない畳を取り入れており、モダンな雰囲気に仕上げています。
縁がないため、床がすっきりして広く見えるのも魅力です。

間取り図

間取り図

また、小上がり和室を採用しており、立体感により開放感のある空間になっているのが特徴です。
畳下には収納を設けているため、生活感のあるもので和モダンな雰囲気を損ねず快適に過ごせます。

なお、アサヒグローバルホームは注文住宅と同品質の建売住宅にこだわり続けています。
当社の家づくりについて詳しく知りたい方は、アサヒグローバルホームの特徴をご覧ください。

 

まとめ:モダンな和室を取り入れて居心地のよい和の空間を

和室

おしゃれでモダンな和室をつくるには、和とモダンどちらの要素を強くするか決めたうえでデザインを明確にするのがポイントです。
カーテンや照明、素材をバランスよく取り入れることで、リラックスして過ごせる空間をつくれます。

アサヒグローバルホームは、おしゃれな和室スペースを設けた建売住宅を多数掲載しています。
おしゃれでモダンな和室づくりを実現したい方は、物件を探すから当社の物件をご覧ください。

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この記事の監修

足立 克久

保有資格
宅地建物取引士、木造建築士、住宅ローンアドバイザー、FP3級、福祉住環境コーデイネーター3級、三重県被災建築物応急危険度判定士

2005年アサヒグローバルホーム入社
入社後、宅建士、建築士などの資格を取得。
その知識を生かし、分譲住宅、注文住宅の契約を300棟以上担当。
現在は東海三県の土地仕入れ、分譲住宅の開発に携わりながら住宅を販売している。