20畳リビングのレイアウトを考えるコツは？ポイントや間取り例を紹介

家の中心となるリビングは、ゆったりくつろげる広さがよいと考える方も多いのではないでしょうか。
20帖以上のリビングであれば空間に広がりを感じやすいですが、レイアウトによっては殺風景な雰囲気になってしまいます。

おしゃれで広いリビングにするには、レイアウトのポイントを押さえるのが重要です。
この記事では、20帖リビングのレイアウトを考えるコツを解説します。

失敗しないためのポイントや20帖リビングの間取り例も紹介するので、家づくりの参考にしてください。

20畳リビングのレイアウトを考えるときのコツ

20帖以上のリビングのレイアウトを考えるときのコツは、以下の通りです。

• 適切なサイズの家具を配置する
• 家事や生活動線を意識したレイアウトを検討する
• 冷暖房の効率を上げる方法を考慮する

一般的に20帖のリビングは広いと感じられるほど、空間にゆとりがあります。
しかし、広いゆえにインテリアのバランスがとりにくく、レイアウトによっては殺風景なリビングになってしまいがちです。

おしゃれなリビングに仕上げられるよう、適切なサイズの家具を配置するのはもちろん、快適にくつろげるよう家事や生活動線を考慮したレイアウトを検討しましょう。

20帖リビングのメリット・デメリットについて知りたい方は、以下の記事をあわせて参考にしてください。

【関連記事】リビングは20帖がベスト？メリット・デメリットとレイアウト例3選を解説

20畳リビングの間取りタイプ別レイアウト

20帖リビングの間取りタイプ別レイアウトのポイントとして、以下の3つを解説します。

1. 長方形リビング
2. L字型リビング
3. 正方形リビング

間取りの特徴を踏まえたうえで、レイアウトを考えましょう。

長方形リビング

長方形リビングはI字型リビングとも呼ばれており、キッチン・ダイニング・リビングが一直線になっている間取りです。
縦と横、どちらに長いかによってもレイアウトのポイントは異なりますが、長方形のリビングでは採光を確保することで視覚的に広く見せられます。

また、長方形リビングでは、奥行きを活かしたレイアウトがポイントです。
家具の高低差を活用すると、立体感が生まれてゆとりあるおしゃれな空間をつくれます。

採光の量を多くすることでリビング全体が明るい雰囲気になるため、長方形リビングでは光を遮らないレイアウトを意識しましょう。

【関連記事】縦長リビングのレイアウトのコツや16畳・17畳・18畳の施工事例を紹介

L字型リビング

L字型リビングとは「L」の形状をしており、リビングとダイニングが区切られている間取りです。
ゾーン分けしやすいため、レイアウトに変化をつけられる特徴があります。

L字型リビングのレイアウトでは、ソファ選びがとくに重要です。
形状に変化がある間取りのため、長方形リビングに比べて狭いと感じてしまいます。

L字型20帖リビングの広さを最大限に活かせるよう、視界が抜けやすいローソファを選ぶのがおすすめです。
ローソファを配置することで、空間全体の開放感を損なわないレイアウトとなり、20帖がより広く感じられるでしょう。

正方形リビング

正方形のリビングは、横と縦どちらの長さも同じになっている間取りです。
空間に余白が生まれやすいため、ゆとりあるリビングをつくれる特徴があります。

正方形リビングでは、開放感を感じられるよう窓の近くに家具を配置しないのがポイントです。
窓へ向かって抜け感をつくることで、ゆったり過ごせる快適な空間を実現します。

また、空間に余白が生まれて殺風景にならないよう観葉植物やアートパネルなど、目を引く場所を設けるとよいでしょう。

20畳リビングのレイアウトを失敗しないためのポイント

20帖リビングのレイアウトを失敗しないためのポイントは、以下の5つです。

1. リビングに組み込みたいスペースを考える
2. 家族構成やライフスタイルにあった家具を選ぶ
3. リビングの主役となるソファは慎重に検討する
4. 収納スペースを確保しておく
5. 畳コーナーや小上がりの必要性を考慮する

それぞれ見ていきましょう。

ポイント①：リビングに組み込みたいスペースを考える

レイアウトを考えるときは、リビングに組み込みたいスペースを決めるのがポイントです。
広いからといってスペースを組み込みすぎると、空間がごちゃごちゃして狭く見えてしまいます。

家族との団らんスペースやワークスペース、子どもが遊ぶスペースなど、リビングでどのように過ごしたいかを考えるとレイアウトをイメージしやすくなるでしょう。
また、スペースを考えるときは生活がしやすいよう動線を意識した配置にすると快適な空間となります。

ポイント②：家族構成やライフスタイルにあった家具を選ぶ

20帖リビングのレイアウトを失敗しない方法として、家族構成やライフスタイルにあわせた家具選びが重要です。
住んでいくうちに家族が増えたり、趣味ができたりすると家具を買い替える必要がでてくる場合もあります。

また、来客が多ければ家族構成にあわせたサイズの家具だと対応が難しくなるでしょう。
「誰が・いつ・どのように」といったように、利用するシーンを考えながら家具を選ぶのがポイントとなります。
ライフイベントの変化に柔軟に対応できるよう、拡張や可変できる家具を検討するのもおすすめです。

ポイント③：リビングの主役となるソファは慎重に検討する

20帖リビングのレイアウトを考える際、ソファはとくに慎重に検討する必要があります。
ソファはリビングの主役となり、20帖の広さを引き立てる重要な役割を担っているためです。

ソファを選ぶときは、以下のポイントを意識しましょう。

• ライフスタイル
• サイズ
• 形状
• 座る人数
• ソファとテレビの距離
• テレビのサイズ

素材や座り心地から選ぶのはもちろん「ソファでお昼寝がしたい」「映画を観たい」など、ソファの利用目的を明確にするのが大切です。
ソファの使用用途やほかの家具とのバランスを考えながらレイアウトを考慮すると、ゆとりある快適な空間を実現できます。

ポイント④：収納スペースを確保しておく

レイアウトに失敗しないよう、収納スペースは確保しておきましょう。
20帖のリビングであっても収納スペースがなければ部屋に物があふれてしまい、広さを有効活用できないためです。

収納スペースを考慮する際に押さえたいポイントとして、以下の点をチェックして足りない収納部分を把握します。

• キッチン内に収納スペースを確保できるか
• 備え付け収納はあるか
• 収納スペースに隠したいものを隠せるか

リビングだけでなく部屋全体の収納力を踏まえたうえで、生活動線を妨げない収納スペースを設けるのが20帖のリビングを広く見せる方法といえます。

アサヒグローバルホームでは、大容量を収納できるスペースを確保した建売住宅を提供しています。
注文住宅と同品質にこだわった当社の物件情報を詳しく知りたい方は、「物件を探す」ページからご覧ください。

ポイント⑤：畳コーナーや小上がりの必要性を考慮する

リビングによっては畳コーナーや小上がりが設けられているため、必要性を検討のうえレイアウトを考えるのがポイントです。

畳コーナーや小上がりはメリハリのある空間ができる一方、壁や仕切りが増えてしまいます。
また、リビングのデザインが統一できないのもネックな点です。

20帖リビングで統一感を演出したい場合は、畳コーナーや小上がりを設けないほうが開放的な空間になります。
レイアウトを考えるときは、スペースの必要性を考慮するのが大切です。
和室の使い方や注意点については、以下の記事をあわせて参考にしてください。

【関連記事】建売住宅に和室は必要？上手な4つの使い方と注意点・間取り例を解説

おしゃれで開放的な空間がつくれる20畳リビングの間取り例3選

おしゃれで開放的な空間がつくれるアサヒグローバルホームの20帖以上のリビングの間取り例は、以下の3つです。

1. 部屋をすっきり見せられる収納力の高いリビング
2. 多面採光により明るい空間を実現した縦長リビング
3. 庭を眺めながらゆったりくつろげるリビング

広々としたリビングのレイアウトを考えるときの参考にしてください。

間取り①：部屋をすっきり見せられる収納力の高いリビング

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こちらの間取りの注目ポイントは、以下の2つです。

1. リビングを広く見せられるよう適材適所に収納スペースを設けている
2. 縦長リビングで開放感のある空間を実現している

ファミリークローゼットやLDKカウンターなど、生活動線に収納スペースを設けており、家族全員が整理整頓を意識できる間取りになっています。
リビングが常にきれいな状態となるため、おしゃれで開放的な空間をつくれるのが魅力です。



また、こちらの間取りはキッチン・ダイニング・リビングが一直線になっています。
南向きで日当たりもよいため、奥行きを活かしたレイアウトにより明るく広々としたリビングを実現しました。

間取り②：多面採光により明るい空間を実現した縦長リビング

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こちらの間取りの注目ポイントは、以下の2点です。

1. 明るいリビングとなるよう採光を十分に確保している
2. ダイニングとリビングを一体化させたレイアウトがつくれる

リビングには2面以上の窓を設けているため採光の量が多くなり、明るい雰囲気のスペースになっています。
部屋が広く見えるのはもちろん、日が差し込むことでおしゃれな空間を演出できるのが魅力です。



また、こちらのリビングは縦長タイプとなっており、リビングとダイニングを一体化させたレイアウトをつくれます。
壁面に家具を寄せたレイアウトにすると奥行きが生まれて、20帖リビングの広さを最大限に活かせるのが特徴です。

間取り③：庭を眺めながらゆったりくつろげるリビング

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こちらの間取りの注目ポイントは、以下の2点です。

1. リビングに大きな窓を設けて明るい空間を演出している
2. ゾーン分けがしやすい間取りのため異なるレイアウトをつくれる

大きな窓を設けており自然光がリビングに差し込むため、部屋全体が明るい空間になっています。
窓から庭を眺めながら、ゆったりくつろげるのも魅力です。



また、ダイニングとリビングのゾーン分けがしやすい間取りのため、ゆったりくつろげるプライベートゾーンを確保できます。
メリハリのあるレイアウトも可能で、おしゃれなリビングをつくれるのが魅力です。

まとめ：20畳の広さを活かしたレイアウトで居心地のよいリビングに

20帖の広さを活かしたリビングは、適切なサイズの家具をレイアウトするのがポイントです。
レイアウトによっては殺風景なリビングとなってしまうため、観葉植物やアートパネル、収納棚といった視線を引くものを配置するのもよいでしょう。

アサヒグローバルホームでは、20帖以上のリビングを取り入れたさまざまなタイプの建売住宅を提供しています。
ゆったりくつろげるリビングで快適な暮らしを実現したい方は、「リビング20帖以上の物件」をご覧ください。

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