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2025年02月18日

一人暮らしの一戸建てはあり?メリット・デメリット・選び方を解説

リビング

住宅の購入を検討している方の中には「一人暮らしの一戸建てはありなのだろうか」と悩む方も多いのではないでしょうか。
ファミリー層が購入するイメージが強い一戸建てですが、一人暮らしの方にとってもさまざまなメリットが存在します。

この記事では、一人暮らしで一戸建てを選ぶメリット・デメリットや選ぶときのコツを解説します。
一人暮らしの一戸建てにおすすめの間取り例も紹介するので、自由で快適な一人暮らしを実現したい方は、ぜひ最後までご覧ください。

 

一人暮らしで一戸建てを選ぶ3つのメリット

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一人暮らしで一戸建てを選ぶメリットは、以下の3つです。

  1. 開放的な空間で生活できる
  2. 自由に過ごせる
  3. 資産になる


一戸建ての購入を検討している方は、参考にしてください。

 

メリット①:開放的な空間で生活できる

一人暮らしで一戸建てを選ぶメリットは、開放的な空間で生活できる点です。
一戸建てはアパートやマンションよりも居住スペースが広めに設計されている物件が多く、1LDK以上の間取りが主流です。

部屋数に余裕ができるため、趣味専用のスペースやワークスペースを確保するのも容易でしょう。
また、大容量の収納スペースが備えられている物件がほとんどで、共同住宅と比べると整理整頓しやすく、居住スペースがすっきりするのも魅力です。

余った部屋をまるごと収納として利用するなど、レイアウト次第でさらに快適に暮らすことが可能です。

 

メリット②:自由に過ごせる

マンションやアパートより自由に過ごせる点も、一人暮らしで一戸建てを選ぶメリットです。
マンションやアパートなどの共同住宅では、管理規則やペット・楽器不可など、さまざまな制限が設けられています。

対して一戸建ての場合、地域のルールは守る必要がありますが、足音や騒音などで周囲に気を遣う場面が少ないため自由度の高い暮らしを実現できます。
趣味やペットの飼育など、ご自身のライフスタイルを優先した生活を送りたい方には、一戸建てがおすすめです。

 

メリット③:資産になる

資産として活用できる点も、一人暮らしで一戸建てを選ぶメリットです。
一戸建てを購入すれば、住み続けるだけでなく将来的に売却や賃貸経営などの選択肢が生まれます。

一人暮らしの場合、売り出し・貸し出しの時期やタイミングをご自身の判断で決められるので、家族に相談する必要もありません。

さらに一戸建ては実物資産でインフレに強く、需要の高いエリアの物件であれば、優良な資産に成長する可能性も十分考えられます。

 

一人暮らしで一戸建てを選ぶ3つのデメリット

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一人暮らしで一戸建てを選ぶデメリットは、以下の3つです。

  1. ご自身でメンテナンスを行う必要がある
  2. ランニングコストがかかる
  3. セキュリティ面が不安視される


メリットだけでなく、デメリットも事前に把握しておきましょう。

 

デメリット①:ご自身でメンテナンスを行う必要がある

一人暮らしで一戸建てを選ぶデメリットは、ご自身でメンテナンスを行う必要があることです。
マンションのように管理人がいないため、建物や外構の維持管理はご自身ですべて行わなければなりません。

日常的な掃除はもちろん、庭・駐車場の管理や各設備の手入れも必要です。
一戸建ては部屋数が多く、日常的な掃除や手入れが負担に感じてしまうことも少なくないでしょう。

また、一戸建てに住む場合、外壁や屋根の補修など大規模な修繕も自己責任で進める必要がある点も念頭に置いておくべきです。
メンテナンスの負担を減らしたい方は、耐久性の高い建材を採用した物件を選んだり、専門業者を利用したりといった対策を検討しましょう。

 

デメリット②:ランニングコストがかかる

ランニングコストが発生する点も、一人暮らしで一戸建てを選ぶデメリットです。
一戸建てにマンションのような管理費や修繕積立金は発生しませんが、各種税金などの支払いが必要になります。

一戸建てにかかる主なランニングコストは、以下の通りです。

  • 固定資産税
  • 都市計画税
  • 修繕費用
  • 各種保険費用
  • メンテナンス・修繕費用


また、部屋数が多いほど、毎月の光熱費がかさんでしまう傾向にあります。
一人暮らしの方が一戸建て住宅を購入する場合は、各種税金や保険料、修繕費用を毎月積み立てておくのがおすすめです。

【関連記事】建売住宅の寿命は?注文住宅との違い・長寿命化のポイント・選ぶコツを解説

 

デメリット③:セキュリティ面が不安視される

セキュリティ面が不安視される点も、一人暮らしで一戸建てを選ぶデメリットです。
一戸建ては、共同住宅のようにオートロックや管理人が常駐しているわけではありません。

また、近隣住人の目が届きにくいケースも多いため、アパートやマンションなどの共同住宅と比べると、防犯性が低いとされています。

警察庁の発表によると、令和5年における侵入窃盗の発生場所別認知件数は、下表の通りです。

発生場所

認知件数44,228件に対する割合

一戸建て住宅

30.5%

共同住宅(3階建て以下)

7.3%

共同住宅(4階建て以下)

3.8%


居住エリアの治安状況によっては、自主的に防犯対策を強化しなければならない可能性があります。

引用元:警察庁|令和5年侵入窃盗の発生場所別認知件数

 

一人暮らしで一戸建てを選ぶときのコツ

和室

一人暮らしで一戸建てを選ぶときのコツは、以下の3つです。

  1. 無理のない資金計画を立てる
  2. 将来を踏まえたうえで間取りを検討する
  3. 周辺環境を確認しておく

 

一戸建ての購入を検討している方は、物件選びの参考にしてください。

 

コツ①:無理のない資金計画を立てる

一人暮らしで一戸建てを購入する場合、無理のない資金計画を立てるのが大切です。
まずは、生活を圧迫しない範囲のローン返済額がいくらなのか明確にしましょう。

一般的には月収の25%〜30%以内に収めると、無理のないローン返済が可能とされています。
また、購入時には手付金や登記費用、引っ越し費用など多くの初期費用が発生します。

固定資産税や都市計画税、修繕費などのランニングコストも発生するため、できるだけ長期的な視点で資金計画を組むことがポイントです。

【関連記事】建売住宅の諸費用ってどれくらい?3,000万円の建売住宅の費用シミュレーションも紹介

 

コツ②:将来を踏まえたうえで間取りを検討する

一人暮らしで一戸建てを選ぶときは、将来を踏まえたうえで間取りを検討することも大切です。
将来を踏まえた間取りを選択すると、生活スタイルの変化に柔軟に対応しやすくなります。

具体的には、将来的に家族が増えることを見越して、少し広めの物件を検討するのがおすすめです。
「住生活基本計画における居住面積水準」によると、各世帯人数の居住面積水準は下表の通りです。

世帯人数

居住面積水準

1人

12.1坪~16.6坪(40㎡~55㎡)

2人

16.6坪~22.7坪(55㎡~75㎡)


一人暮らしの場合は12.1坪〜16.6坪、二人暮らしなら16.6坪〜22.7坪㎡が、快適な生活を送れる居住面積の目安とされています。

また、将来的に賃貸や売却を考えている場合、2LDK以上の間取りはファミリー層に人気が高く、資産価値を保ちやすい傾向にあります。

引用元:国土交通省|令和3年住生活基本計画(全国計画)

 

コツ③:周辺環境を確認しておく

一人暮らしで一戸建てを選ぶときは、周辺環境を確認しましょう。
周辺環境の確認項目は、以下の通りです。

  • 自然災害のリスク
  • 交通の便
  • 交通量
  • 商業施設・医療機関の有無
  • 治安(明るさや人通りなども含む)
  • 環境音
  • 将来の開発計画
  • 教育環境


周辺環境を事前に確認しておくと、住み始めてから後悔するリスクを大幅に減らせます。
例えば、スーパーマーケットやドラッグストアなど商業施設の有無は、生活の利便性に直結する要素です。

また、治安や教育環境まで確認しておけば、将来的に家族を持つ場合も安心です。
交通量や環境音などは時間帯や曜日によっても変化するので、複数回に分けて調査を実施しましょう。

アサヒグローバルホームでは、駅やスーパー、病院など暮らしやすいエリアに建売住宅を取り揃えています。
暮らしに便利なエリアに物件が多い理由が知りたい方は、わたしたちのこだわりからご覧ください。

 

一人暮らしの一戸建てにおすすめの2LDK間取り例

吹き抜け

一人暮らしの一戸建てにおすすめの2LDK間取り例を2つ紹介します。

  1. 収納スペースにこだわったコンパクトハウス
  2. 動線が短い1.5階建ての家

 

間取り例を参考にして、理想の住まいをイメージしてみましょう。

 

間取り例①:収納スペースにこだわったコンパクトハウス

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こちらの間取りでは1階で生活が完結するよう設計されており、注目ポイントは以下の通りです。

  • 土間収納やウォークインクローゼットなど大容量の収納が設けられている
  • ランドリールームとファミリークローゼットが併設している

 

土間収納やファミリークローゼットを備えており、趣味や仕事に必要なアイテムが多い方でも、ゆとりを持って居住スペースを確保できます。
ランドリールームにファミリークローゼットが併設しているため、干した洗濯物をその場でたためるのも魅力です。

間取り図

間取り図

また、2階にはウォークインクローゼットが設置されており、将来的にも収納不足で困る心配はありません。

 

間取り例②:動線が短い1.5階建ての家

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間取り例②の注目ポイントは、以下の通りです。

  • 吹き抜けを採用し開放感ある居住スペースを演出している
  • 2階部分は将来的に2部屋に分けれるよう設計されている


17.7畳の広々としたLDKに吹き抜けを加えることで、さらに開放感が増すよう設計されています。
また、主寝室東側に窓が設置されており、朝日で気持ち良く目覚められる点も魅力です。

間取り図

間取り図


また、2階部分にはドアを2箇所設置して、
将来的に6畳の個室2部屋に分けられるよう工夫されています。

 

まとめ:自由で快適な一人暮らしは一戸建てで実現可能

ダイニングキッチン

一戸建てには、共同住宅では得られないメリットが多数存在します。
自由で快適な一人暮らしを実現したい方は、一戸建ての購入を積極的に検討しましょう。

また、一戸建てを選ぶ際は無理のない資金計画や周辺環境のチェックすることに加え、将来を見越した間取りの選択がポイントです。

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この記事の監修

足立 克久

保有資格
宅地建物取引士、木造建築士、住宅ローンアドバイザー、FP3級、福祉住環境コーデイネーター3級、三重県被災建築物応急危険度判定士

2005年アサヒグローバルホーム入社
入社後、宅建士、建築士などの資格を取得。
その知識を生かし、分譲住宅、注文住宅の契約を300棟以上担当。
現在は東海三県の土地仕入れ、分譲住宅の開発に携わりながら住宅を販売している。