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2025年05月27日

リビングにワークスペースを設けるメリットは?レイアウトや間取り例も紹介

ワークスペース

リモートワークの普及や働き方の多様化により、リビングにワークスペースを設けている住宅の需要は高まっています。
しかし、メリットだけでなく、デメリットを理解しておかなければ生活空間を無駄にしてしまう可能性があります。

リビングにワークスペースを設ける際は、家事と仕事を両立できるよう間取りを工夫することが大切です。

この記事では、リビングにワークスペースを設けるメリット・デメリットやレイアウトのポイントを解説します。
リビングにワークスペースを設けたおしゃれな間取り例も紹介するので、理想の住まいを実現したい方はご覧ください。

 

リビングにワークスペースを設ける3つのメリット

LDK

リビングにワークスペースを設けるメリットは、以下の3つです。

  1. 子どもを見守りながら家事や仕事を進められる
  2. 開放的な空間で作業ができる
  3. 収納など多目的スペースとして活用できる


それぞれ見ていきましょう。

 

メリット①:子どもを見守りながら家事や仕事を進められる

リビングにワークスペースを設けるメリットは、子どもを見守りながら家事や仕事を進められる点です。
部屋に閉じこもって作業を進める必要がなく、リビングで子どもが遊んでいる様子をすぐそばで見守れます。

親の存在を近くに感じられる環境は、子どもの精神的な安定につながります。
精神的な安定は自立心を育むなど、子どもの成長に欠かせない要素です。

 

メリット②:開放的な空間で作業ができる

開放的な空間にワークスペースを設けると、明るく気持ちのよい環境で作業に取り組めます。
一般的にリビングは家族で過ごす団らんスぺ-スのため、採光を確保した広い空間に設計されています。

閉塞感のある個室とは異なり、リビングの開放感はリラックス効果や創造性を高める効果も期待できるでしょう。

作業の休憩中には、ソファでゆったり過ごしたりラグの上で寝転がったりなどしてくつろげます。
開放的な空間となるリビングは、作業効率を高めやすいワークスペースを設けるのにおすすめスペースです。

 

メリット③:収納など多目的スペースとして活用できる

リビングに設けたワークスペースは、単に仕事や家事をするだけの場所にとどまりません。
例えば、子どものスタディスペースや、家族共有のパソコンスペースとして活用することも可能です。

また、収納棚を設置して書類や小物を整理するスペースに利用したり、一時的な荷物置き場になったりと、シーンに応じて活用できます。
空間を有効活用でき、デッドスペースが生まれないのは、リビングワークスペースならではのメリットでしょう。

なお、アサヒグローバルホームでは、空間を有効活用した高品質な建売住宅を多数提供しています。
当社の物件について詳しく知りたい方は、専用ページよりお気軽にお問い合わせください。

 

リビングにワークスペースを設ける3つのデメリット

ワークスペース

リビングにワークスペースを設けるデメリットは、以下の3つです。

  1. 生活音が気になりやすい
  2. リビングが散らかりやすい
  3. オンライン会議がしにくい


デメリットを把握して、改善策を検討しましょう。

 

デメリット①:生活音が気になりやすい

ワークスペースをリビングに設けると、生活音が気になり作業に集中できない可能性があります。
家族が集まる場所となるリビングは、テレビの音や話し声など、さまざまな生活音が発生するためです。

なかにはまわりの雑音が気になって、作業がはかどらないと感じる方も珍しくありません。
リビングにワークスペースを設けることでかえってストレスになる場合もあるため、設置する際はご自身が集中しやすい環境か見極めるのが大切です。

 

デメリット②:リビングが散らかりやすい

ワークスペースを設けると、リビング全体が散らかった印象を与える可能性があります。
リビングにワークスペースを設けると、仕事の書類や文房具、パソコン周辺機器など作業に必要な設備が置かれるためです。

物が整理されていないとリビングがごちゃごちゃしてしまい、生活感のある空間になってしまいます。
リビングにワークスペースを設置する際は、収納スペースの確保やこまめな整理整頓を心がけましょう。

 

デメリット③:オンライン会議がしにくい

リビングは家族が自由に行き来する共有スペースであるため、オンライン会議を行う際はプライバシーの確保が課題となります。

リビングにワークスペースを設けた場合、会議中に家族の声が入ってしまったり、背景に生活感のあるものが映り込んでしまったりする可能性も考えられます。

また、家族がいる環境では会議に集中しにくいと感じる方も珍しくありません。
会議中は家族が気を使ってゆったり過ごせない場合もあるため、リビングにワークスペースを設ける際は仕事に集中できる空間か事前に確認しておくことが大切です。

 

リビングにワークスペースを設置するのがおすすめのタイプ

小物

リビングにワークスペースを設置するのがおすすめのタイプの方は、以下のとおりです。

  • 小さな子どもがいる方
  • 介護中の方
  • 個室を確保できない方
  • 開放的な空間で作業したい方
  • 隙間時間で作業したい方


リビングワークスペースは、子どもや被介護者の様子を見守りながら作業を進められるため、子育て中や介護中の方に最適です。

また、個室を確保するスペースがない場合や開放的な空間で作業したい方にも、リビングワークスペースはおすすめです。

 

リビングにワークスペースを設けるレイアウトのポイント

本棚

リビングにワークスペースを設けるレイアウトのポイントは、以下の3つです。

  1. キッチンの近く
  2. リビング階段スペース
  3. リビング横の和室


ポイントを押さえて、集中しやすいワークスペースを実現しましょう。

 

ポイント①:キッチンの近く

リビングワークスペースをキッチン近くに配置するレイアウトは、家事と作業を両立したい方におすすめです。
家事の合間にメールをチェックしたり、子どもの勉強を見ながら食事の準備をしたりと、家事と作業を効率的にこなせます。

また、キッチンカウンターの一部をワークスペースとして活用するのもよいでしょう。
音や匂いが気になる場合は、簡易的なパーテーションで区切るなどの工夫が有効です。

 

ポイント②:リビング階段スペース

リビング階段のある家では、階段下のデッドスペースをワークスペースとして活用するのがおすすめです。
空間を有効活用できるだけでなく、リビングとのつながりを保ちつつも、ある程度の独立性を確保できます。

また、インテリアに合わせたデスクやチェアを選択すると、生活空間の一部として溶け込ませることも可能です。
照明にも気を配れば、より快適でおしゃれな作業環境を整えられるでしょう。

 

ポイント③:リビング横の和室

リビング横に和室が設けられている間取りでは、和室をワークスペースとして活用するのがおすすめです。
襖・障子を開けた状態で活用すると、リビングと一体化した開放的な空間で作業できます。

一方、襖・障子を閉めるだけで簡単に半個室空間を作り出すことも可能です。
また、畳の落ち着いた雰囲気は、集中力を高める効果にも期待できます。

なお、おしゃれでモダンな和室を作る方法が気になる方は、以下の記事もあわせてご覧ください。

【関連記事】おしゃれでモダンな和室をつくるには?かっこいい間取り例やポイントを解説

 

自宅のリビングにワークスペースを設けたおしゃれな間取り例

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こちらの間取りは適材適所の収納が特徴で、注目ポイントは以下のとおりです。

  • LDKカウンターを設置してワークスペースとして利用している
  • 3畳の畳コーナーを設けている


キッチン横にLDKカウンターを設置してワークスペースとして利用しています。
カウンター上に滑り出し窓が設置されているため、より開放感のある空間で作業することが可能です。

間取り図

間取り図

集中したい時やオンライン会議に対応する際は、畳コーナーを半個室として利用できる点も魅力です。
なお、本物件には最大95%の揺れを低減できる制震ダンパー「ミライエ」が標準装備されています。

制震ダンパーの効果や種類を詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。

【関連記事】制震ダンパーとは?得られる効果や種類、ミライエを搭載した間取り例を紹介

 

まとめ:リビングにワークスペースを設置する際はレイアウトが重要

外観

リビングにワークスペースを設けると、家事と育児を両立したり開放的な作業環境を確保したりできます。

ただし、生活音やプライバシー問題などデメリットも存在するため、設置場所やレイアウトの工夫が必要です。
ご自身のライフスタイルに合わせて、最適なリビングワークスペースを構築しましょう。

なお、アサヒグローバルホームでは、お客様の暮らしに合わせたリビングワークスペースのある間取りをご提案しています。
リビングにワークスペースを設けた当社の物件をチェックしたい方は、物件を探すからご覧ください。

【関連記事】建売住宅のリビングの平均的な広さは?狭くてもおしゃれにするコツを解説
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この記事の監修

足立 克久

保有資格
宅地建物取引士、木造建築士、住宅ローンアドバイザー、FP3級、福祉住環境コーデイネーター3級、三重県被災建築物応急危険度判定士

2005年アサヒグローバルホーム入社
入社後、宅建士、建築士などの資格を取得。
その知識を生かし、分譲住宅、注文住宅の契約を300棟以上担当。
現在は東海三県の土地仕入れ、分譲住宅の開発に携わりながら住宅を販売している。