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2024年11月05日

20坪平屋の間取りと世帯人数の目安は?プランニングのポイントも紹介

外観

家づくりをするうえで、世帯人数と広さは非常に重要です。
希望の間取りと世帯人数があわず、お悩みの方も多いのではないでしょうか。

家づくりにおいて家族構成や生活スタイルにあわせて間取りを検討することが大切で、目安となる広さや人数は押さえておきたいポイントの1つです。

この記事では、20坪の平屋で目安となる世帯人数や間取りを紹介します。
プランニングのポイントもあわせて解説するので、マイホームの購入を検討されている方はぜひ今後にお役立てください。

 

20坪平屋の間取りと世帯人数の目安

LDK

20坪平屋は
1LDK〜2LDKの間取りが一般的で、1〜3人で住む方におすすめです。

間取りに対しての世帯人数目安は最低居住面積水準・誘導居住面積水準を元に算出されます。
最低居住面積とは健康で文化的な生活を送るうえで必要不可欠な面積を指し、2人以上で居住する場合、下記の計算式が使用されます。

居住面積=10 ㎡×世帯人数+10 ㎡


誘導居住面積とは、それぞれのライフスタイルにあわせた豊かな生活を送るうえで必要とされる居住面積を指し、2人以上で居住する場合、下記の計算式が使用されます。

居住面積=25 ㎡×世帯人数+25 ㎡


最低居住面積水準と誘導居住面積水準、双方を元に計算すると、20坪の平屋であれば下記が目安の世帯人数です。

大人のみ

1~3人

大人と子ども

大人2人
子ども1~2人


子どもは年齢によって目安の人数が変わるため、ライフスタイルにあわせて間取りを検討しましょう。
20坪よりも広めの間取りを検討されている方は、以下の記事をご覧ください。

【関連記事】30坪の平屋がおすすめな世帯とは?間取り図や取り入れたいアイデアを解説

引用元:国土交通省|令和3年住生活基本計画(全国計画)

 

20坪の平屋で暮らすメリット・デメリット

LDK

20坪の平屋で暮らす場合、メリット・デメリットがあります。
ご自身のライフスタイルにあわせた家づくりができるよう、メリット・デメリットを把握しましょう。

 

20坪の平屋で暮らすメリット

20坪の平屋で暮らすメリットは、以下の3つです。

  1. 家事動線が短い
  2. 老後も住みやすい
  3. 家族団らんで過ごしやすい


20坪の平屋はコンパクトな間取りになっているため、廊下がない傾向といえます。
移動距離が短くなり、家事の時間を短縮可能です。

また、家事動線を意識したコンパクトなつくりは、お子さまが巣立った後も夫婦2人で住むのに適しています。
階段の上り下りがないだけでなく、トイレや浴室など各居住スペースがコンパクトにまとまっているため、足腰に負担をかけずに過ごせるでしょう。

 

20坪の平屋で暮らすデメリット

20坪の平屋で暮らすデメリットは、以下の3つです。

  1. プライベート空間が少ない
  2. 収納が少ない
  3. 周辺環境に左右されやすい


コンパクトな間取りの場合、
独立した空間が少ないため、子どもが増えたときや1人部屋が欲しいときに困るという家庭も少なくありません。

また、20坪の平屋では玄関ホールや廊下など、なくても生活に困らないスペースが省かれます。
そのため、目隠しがなくなり外からの視線や突然の来客に困る場合もあります。
外観を確認したうえで、目隠しとなるものの検討が必要です。

 

20坪の平屋で快適な住まいを実現するためのポイント

キッチン

20坪の平屋で快適な住まいを実現するためのポイントは、以下の5つです。

  1. 断熱対策をする
  2. 収納スペースを設ける
  3. ライフイベントを考慮する
  4. 周辺環境を確認する
  5. 老後も暮らしやすい間取り設計にする


ポイントを押さえて、後悔のない家を建てましょう。

 

ポイント①:断熱対策をする

平屋は2階建てに比べて、屋根に直接日が当たって室内に熱が伝わりやすくなります。
加えて下は地面に接している面積が多いことから冷気を感じやすいため、冷暖房の効率が悪くなる可能性があります。

断熱対策として、断熱性の高いクロスの使用や気密性の確保が大切です。
1年を通して快適に過ごせるよう、断熱対策をしましょう。

 

ポイント②:収納スペースを設ける

家づくりで忘れがちなのが、収納スペースの確保です。
コンパクトな間取りの場合、どうしても収納スペースを削ってしまいます。

収納スペースがないと、物であふれてしまい結果的に住みにくいと感じてしまいがちです。
そのため、収納スペースは必要以上に削らないよう注意しましょう。

収納スペースは、縦・横・奥行きの大きさが自由です。
収納内に造作棚をつくると、収納の幅も広がります。
何をどこに収納するか検討しながら、間取りを考えましょう。

 

ポイント③:ライフイベントを考慮する

ライフイベントを考慮することも大切です。
20坪の平屋はコンパクトな間取りのため、人数が増えると手狭になってしまう可能性があります。

お子さまが小さいうちは気にならない方も多いですが、成長する段階で部屋数が足りないというケースも考えられます。
そのため、20坪の平屋は、家族計画や将来のライフイベントを踏まえたうえで検討するのが大切です。

アサヒグローバルホームでは、お客様のライフプランにあわせた建売住宅を販売しています。
当社の物件に興味のある方は、「わたしたちのこだわり」のページをご覧ください。

 

ポイント④:周辺環境を確認する

20坪の平屋で快適な住まいを実現するには室内だけでなく、周辺環境を確認することもポイントです。
平屋は2階建てに比べて高さがないため、周りからの視線や採光が確保しにくいデメリットが生じます。

そのため、実際に物件の周辺を確認し、目線が気になるのであればカーテンや家具の配置などで目隠しすると良いでしょう。
家を購入した後に周辺環境が気になるなど後悔のないよう、事前の準備は欠かさず実際に足を運ぶなどの対策が大切です。

 

ポイント⑤:老後も暮らしやすい間取り設計にする

20坪平屋のメリットは、老後も夫婦2人で住めるコンパクトな間取りという点です。
老後に住むことも視野に入れながら、以下2つのポイントを押さえましょう。

  1. 段差のないバリアフリー設計
  2. 短めの家事動線


段差のないバリアフリー設計や短めの家事動線は、
小さなお子さまがいる家族でも住みやすい間取りです。
さらにお子さまの成長にあわせて部屋を区切れるようにするなど工夫すれば、老後も視野に入れながら長く住める家になります。

後悔のない家づくりができるよう、現在だけでなく未来も考えながら間取りを検討しましょう。
コンパクトな間取りの価格目安を知りたい方は、以下記事をご覧ください。

【関連記事】コンパクトな平屋の定義とは?価格目安や老後も暮らしやすい間取り例を解説

 

動線にこだわった20坪平屋の間取り例【3LDK】

LDK

動線にこだわった20坪平屋の3LDKの間取り事例として、以下の2つを紹介します。

  1. プライバシーに配慮した20坪の平屋
  2. 収納スペースを確保した20坪の平屋


ご自身のライフプランと照らし合わせながら、今後の家づくりにお役立てください。

 

間取り①:プライバシーに配慮した20坪の平屋

外観>>お気に入りの建売物件を探す


こちらの住宅は平屋のデメリットとなるプライバシーに配慮した間取りになっており、注目ポイントは以下の通りです。

  • リビングが外から見えづらい配置
  • プライバシーに配慮しつつ家事動線も考慮された間取り


玄関からリビングが見えないため、急な来客にも対応できる
外からの目線を考慮した間取りです。
平屋のデメリットである外からの目線に、あまり干渉されない位置にリビングを配置しているのがポイントです。

間取り図

またプライバシーに配慮しつつも、キッチンの後ろに勝手口があったり、脱衣室の隣にファミリークローゼットを配置したりするなど家事動線も考えられています。
平屋のデメリットを解消しながらも、快適に過ごせる点が特徴です。

 

間取り②:収納スペースを確保した20坪の平屋

外観>>お気に入りの建売物件を探す


こちらの住宅では20坪の中にも収納スペースを十分に確保した間取りを採用しており、注目ポイントは以下の通りです。

  • 各部屋にある収納スペースの豊富さ
  • 短く効率の良い家事動線


20坪というコンパクトな間取りの中で、収納スペースを設けた使い勝手の良い間取りになっています。

間取り図

ランドリールームと近接するファミリークローゼットや土間収納と隣接するパントリーなど、家事動線も短くコンパクトです。

コンパクトな家事動線は、移動の時間や物を運ぶ手間が省けるため、効率よく家事を進められます。
利便性と収納スペースが考慮され、家事動線が考え抜かれた間取りです。

 

まとめ:20坪平屋の間取りを検討する際はプランニングが重要



20坪平屋の間取りを検討する際は、プランニングが非常に重要になります。
将来も視野に入れ、ライフプランと照らし合わせながら検討することが大切です。
後悔しないよう、プランニングするうえで押さえるべきポイントを確認しましょう。

アサヒグローバルホームでは、20坪から30坪のコンパクトな間取りで、家事動線の良い物件を多数用意しています。
コンパクトな平屋を検討中の方は「物件を探す」ページから気になる物件をご覧ください。

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この記事の監修

足立 克久

保有資格
宅地建物取引士、木造建築士、住宅ローンアドバイザー、FP3級、福祉住環境コーデイネーター3級、三重県被災建築物応急危険度判定士

2005年アサヒグローバルホーム入社
入社後、宅建士、建築士などの資格を取得。
その知識を生かし、分譲住宅、注文住宅の契約を300棟以上担当。
現在は東海三県の土地仕入れ、分譲住宅の開発に携わりながら住宅を販売している。