セカンドリビングのメリットとは?おしゃれなレイアウトや間取り例まとめ

マイホームを検討するにあたって、プライベート空間をつくりたい方もいるのではないでしょうか。
メインリビングとは別に設置するセカンドリビングは、ゆったりくつろげる空間をマイホームに設けたい方に最適です。
しかし、メリットとデメリットを理解しておかないと、後悔してしまう可能性があります。
この記事では、セカンドリビングのメリットやデメリット、レイアウトアイデアを解説します。
セカンドリビングを活用した間取り例も紹介するため、ゆっくり過ごせるプライベート空間をつくりたい方は参考にしてください。
目次
セカンドリビングとは

セカンドリビングとはメインのリビングダイニングスペースとは別に設けられる、くつろぎ空間や多目的スペースを指します。
メインリビングが家族が集まるパブリックな空間に対し、セカンドリビングはよりプライベートな空間として利用されるのが一般的です。
セカンドリビングはライフスタイルの変化に合わせて柔軟にカスタマイズできるため、上手く活用すれば生活の質向上が期待できます。
なお、アサヒグローバルホームでは、セカンドリビングを取り入れた高性能な建売住宅を販売しています。
見学予約も随時受け付けているため、当社の物件が気になる方はお気軽にお問い合わせください。
セカンドリビングを設ける3つのメリット

セカンドリビングを設けるメリットは、以下の3つです。
- 幅広い用途で活用できる
- スペースの無駄を減らせる
- 二世帯でも適度な距離感を保てる
それぞれ見ていきましょう。
メリット①:幅広い用途で活用できる
セカンドリビングのメリットは、幅広い用途で活用できる点です。
主な用途の例は、以下のとおりです。
- リラックススペース
- テレワークスペース
- 趣味のスペース
- 子どもやペットの遊び場
- おもてなしスペース
- スタディスペース
セカンドリビングは家族の気配を感じつつ、静かに過ごせるスペースとして活用できます。
一方で、仕事や趣味に没頭するための、半独立スペースとしても活用可能です。
セカンドリビングは、ライフスタイルやその時々のニーズに合わせて、さまざまな役割を果たします。
メリット②:スペースの無駄を減らせる
家の中にはデッドスペースになりがちな場所が複数存在します。
デッドスペースとなるスペースをセカンドリビングにすれば、家の中の空間を有効活用できます。
例えば、2階のホール隅にソファや本棚を設置してセカンドリビングにすると、くつろぎやコミュニケーションの場として活用できます。
また、階段下のスペースにテーブルを設置してセカンドリビングにすれば、テレワークスペースや学習スペースとして利用可能です。
メリット③:二世帯でも適度な距離感を保てる
二世帯住宅にセカンドリビングを設けると、世帯間で適度な距離感を保てます。
例えば、1階に親世帯のリビング、2階に子世帯のセカンドリビングを設けることで、それぞれの世帯が気兼ねなく過ごせる空間を確保できます。
来客があった際もセカンドリビングで対応すれば、ゲストに気を使わせることもないでしょう。
なお、二世帯住宅の間取り例を参考にしたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。
【関連記事】二世帯住宅を平屋にするメリットは?コの字型などおすすめの間取り例も紹介
セカンドリビングを設ける3つのデメリット

セカンドリビングを設けるデメリットは、以下の3つです。
- ほかの空間を圧迫する可能性がある
- 使わない場合がある
- 物が散乱するスペースとなる
デメリットを踏まえたうえで、セカンドリビングを検討しましょう。
デメリット①:ほかの空間を圧迫する可能性がある
セカンドリビングを設けるためには、ある程度のスペースが必要です。
限られた面積の中でセカンドリビングを優先すると、メインリビングや子ども部屋など、ほかのスペースが狭くなってしまう可能性があります。
コンパクトな間取りにセカンドリビングを導入する際は、設置場所や広さを考慮することが重要です。
ほかの空間とのバランスを踏まえたうえで、セカンドリビングが本当に必要か見極めましょう。
デメリット②:使わない場合がある
セカンドリビングが家族のライフスタイルに合わず、使われなくなってしまう可能性があります。
子どもが小さいうちは遊び場として活用しても、成長するにつれて使わなくなるケースも少なくありません。
また、使い勝手が悪い場合は、単なる物置スペースになってしまいがちです。
セカンドリビングを検討する際は、利用目的のイメージを家族と共有して、どのように活用していくかを話し合うのがおすすめです。
デメリット③:物が散乱するスペースとなる
セカンドリビングは、メインリビングに比べてプライベートな空間になりやすいため、整理整頓が行き届かない可能性があります。
特に2階のホールなど、家族以外の目に触れにくい場所にセカンドリビングがある場合、物が散乱するスペースになってしまいがちです。
また、メインリビングから見える場所に設けたセカンドリビングが散らかっていると、生活感が出やすくなるため注意しましょう。
セカンドリビングを設ける際は収納家具を設置したり、物を減らしたりする工夫が必要です。
おしゃれで快適に過ごせるセカンドリビングのレイアウト3選
おしゃれで快適に過ごせるセカンドリビングのレイアウト例は、以下の3つです。
- 2階のホール
- スキップフロア
- リビング横の和室
セカンドリビングをより魅力的で使いやすい空間にするためには、設置場所やレイアウトの工夫が重要です。
レイアウト①:2階のホール
もっともポピュラーなのが、2階のホールを広く取りセカンドリビングとして活用するレイアウトです。
ゲストや屋外からの視線が気にならないため、家族だけのプライベートなリラックス空間を確保したい方に最適です。
ソファとテレビを置いて映画鑑賞を楽しんだり、本棚を設置して読書スペースにしたりと、さまざまな用途で活用できます。
窓を大きく設ければ、採光と眺望に優れた明るく開放的な空間になります。
また、バルコニーに隣接させると屋外とつながりが生まれ、より快適なスペースとなるでしょう。
レイアウト②:スキップフロア
セカンドリビングには、スキップフロアを活用したレイアウトも人気です。
スキップフロアとは、階段でつないだ高さの異なるフロアのことで、中二階とも呼ばれています。
セカンドリビングをスキップフロアに設けると空間に縦の変化が生まれ、視覚的な広がりを感じさせるとともに、ほかのフロアと程よい距離感を保てます。
また、他とは異なるテイストのインテリアを使って、空間のアクセントを生み出すのもおすすめです。
アクセントを生み出しリビングにメリハリを持たせると、おしゃれで洗練された印象を与えられます。
なお、スキップフロアのセカンドリビングは、ワークデスクを設置して作業スペースやスタディスペースとして活用するのに向いています。
レイアウト③:リビング横の和室
リビングに隣接した和室をセカンドリビングとして活用するのもおすすめです。
畳はそのまま座ったり寝転んだりしてリラックスできるだけでなく、座卓を置いてスタディスペースや作業スペースとしても活用できます。
和室のセカンドリビングは来客時に客間としても利用するのもよいでしょう。
また、普段は襖を開けてリビングと一体的に使い、必要に応じて襖を閉めて個室のように使うことも可能です。
約3畳の和室をセカンドリビングとして活用した間取り実例
こちらの物件は、家族みんなが使えるキッチンカウンターが特徴で、注目ポイントは以下のとおりです。
- 3.8畳の和室をセカンドリビングとして活用している
- 和室を小上がりにして空間を区切っている
LDKに接した和室をセカンドリビングとして活用しています。
収納も設けられているため、ワークスペースやキッズスペースなど、シーンに応じてさまざまな用途で利用可能です。

また、和室を小上がりにして空間を区切ることで、よりくつろげるスペースに仕上げられています。
なお、本物件には最大95%の揺れを低減できる制震ダンパー「ミライエ」が標準装備されています。
制震ダンパーの効果や種類を詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。
【関連記事】制震ダンパーとは?得られる効果や種類、ミライエを搭載した間取り例を紹介
まとめ:セカンドリビングはプライベートで過ごすのに最適な空間

セカンドリビングはライフスタイルに合わせて、さまざまな用途で利用できる多目的スペースです。
設置場所やレイアウトを工夫すると、デッドスペースを有効活用したり、二世帯住宅で適度な距離感を保ったりすることも可能です。
ただし、セカンドリビングを採用する際は、他の空間への影響や利用頻度、管理の手間などのデメリットも考慮しなければなりません。
セカンドリビングを上手に取り入れて、理想のマイホームを実現しましょう。
なお、アサヒグローバルホームでは、お客様の暮らしに合わせたセカンドリビングのある間取りをご提案しています。
当社の物件をチェックしたい方は、物件を探すをご覧ください。
【関連記事】広いリビングは何帖以上?約40坪の間取り例・メリット・デメリットも解説
【関連記事】建売住宅のリビングは狭い?購入前のチェックポイントや間取り例を紹介
【関連記事】20畳リビングのレイアウトを考えるコツは?ポイントや間取り例を紹介
簡単3ステップであなたのお気に入りの住まいに出会えるかも!

以下のステップで理想の住まいを探しましょう!
ステップ①:希望条件を決める
ステップ②:希望条件に合う物件をリストアップ
ステップ③:実物を見て確認する
物件をお探しの方は「詳しくはこちら」から
この記事の監修
足立 克久
2005年アサヒグローバルホーム入社
入社後、宅建士、建築士などの資格を取得。
その知識を生かし、分譲住宅、注文住宅の契約を300棟以上担当。
現在は東海三県の土地仕入れ、分譲住宅の開発に携わりながら住宅を販売している。
