戸建住宅における階段の形状の種類まとめ!デザインや間取り例も紹介

マイホームの購入を検討している方の中には、階段までこだわりたいと考える方も多いでしょう。
住宅の階段は単なる移動経路ではなく、空間の印象を大きく左右する重要な設備です。
マイホームに適した階段の形状とデザインを選ぶことで、限られたスペースを有効活用しながら、スタイリッシュな住空間を実現できます。
この記事では、戸建住宅における階段形状の種類やデザインについて解説します。
選ぶ際のポイントも紹介するので、理想の住まいを実現したい方はぜひ参考にしてください。
目次
階段の形状の主な種類

戸建住宅における階段形状の主な種類は、以下の6つです。
- 直階段
- かね折れ階段
- 折り返し階段
- 回り階段
- 螺旋階段
- カーブ階段
それぞれの特徴を理解して、マイホームに適した階段を選びましょう。
種類①:直階段
直階段は下階と上階を一直線で結ぶ、シンプルな形状の階段です。
階段の形状の中でもっともポピュラーなタイプであり、日本の住宅で広く採用されています。
直階段のメリットとデメリットは、以下のとおりです。
メリット | デメリット |
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直階段は、シンプルな階段を希望する方や建築コストを抑えたい方におすすめです。
種類②:かね折れ階段
かね折れ階段とは、途中で90度に折れ曲がる「L字型」の階段のことです。
折れ階段や折曲がり階段とも呼ばれており、日本の住宅でもよく見られる階段形状の1つです。
メリット | デメリット |
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かね折れ階段は、安全性とデザイン性を両立させたい方や収納スペースを確保したい方に向いています。
種類③:折り返し階段
折り返し階段は、途中に踊り場を挟んで180度反対方向に折り返す「U字型」の階段です。
屈折階段や回り階段とも呼ばれており、より広い踊り場を設けられる点が特徴です。
メリット | デメリット |
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折り返し階段は、踊り場を多目的に活用したい方や安全性を重視したい方におすすめです。
種類④:回り階段
回り階段とは、曲線を描くように構成された階段です。
折り返し階段の1種に分類されることもありますが、空間に動きと流れを生み出せる点が特徴です。
メリット | デメリット |
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回り階段は、デザイン性を重視したい方や省スペースに階段を設置したい方に向いています。
種類⑤:螺旋階段
螺旋階段とは、中心の柱を軸として円を描きながら設置される階段です。
スパイラル階段とも呼ばれ、立体的な美しさと省スペース性を兼ね備えているのが特徴です。
メリット | デメリット |
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螺旋階段は、デザイン性を重視したモダンな住宅やスペースを有効活用した狭小住宅を希望する方に向いています。
なお、インテリアをおしゃれにするコツを知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。
【関連記事】建売住宅をおしゃれにしたい!インテリアと外観をおしゃれにする3つのコツを解説
種類⑥:カーブ階段
カーブ階段とは、緩やかな曲線を描くように設計された階段です。
サーキュラー階段とも呼ばれ、欧米風住宅や輸入住宅でよく見られる階段タイプです。
メリット | デメリット |
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カーブ階段は、デザイン性と高級感を重視した大型住宅を希望する方に向いています。
階段デザインの種類

住宅に設置される階段には、形状だけでなくデザインにもさまざまな種類が存在します。
代表的な階段デザインは、下表のとおりです。
デザイン種類 | 特徴 |
箱型階段 |
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スケルトン階段 |
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ひな檀階段 |
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片持ち階段 |
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家全体の間取りやインテリアスタイルにあわせて、階段デザインを選択しましょう。
戸建住宅で階段の種類を選ぶ際のポイント

戸建住宅で階段の種類を選ぶ際のポイントは、以下の3つです。
- 手すりの種類にもこだわる
- 安全性を重視する
- メンテナンスの手間を考慮する
階段の種類を選ぶ際は、デザイン性だけでなく、安全性や機能性も考慮するのがポイントです。
ポイント①:手すりの種類にもこだわる
手すりにはさまざまな形状が存在し、握りやすさも異なります。
たとえば、丸型の手すりはどの角度からでもしっかりと握れるため、子どもから高齢者まで安心して使えるのが特徴です。
一方、平らな形状の手すりはモダンなデザインにマッチしやすい反面、手の大きさによってはやや握りにくいと感じることがあります。
楕円形の手すりは手にフィットしやすく、見た目の美しさと機能性を両立できる点が魅力です。
ポイント②:安全性を重視する
階段の種類を選ぶ際には、安全性を考えるのも重要です。
とくに小さな子どもや高齢者がいる家庭では、転倒や転落を防ぐための配慮が欠かせません。
安全性を最優先にする場合は直階段や螺旋階段よりも、かね折れ階段や折り返し階段がおすすめです。
ただし、かね折れ階段や折り返し階段であっても、蹴込板がないデザインにすると、転倒・落下のリスクが高まるため注意しましょう。
マイホームに最適な階段を判断したい方は、ショールームや建売物件で実物を確認するのがおすすめです。
アサヒグローバルホームでは、見学予約を随時受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。
ポイント③:メンテナンスの手間を考慮する
階段は毎日使う場所だからこそ、メンテナンスのしやすさにもこだわりましょう。
階段の角にはほこりがたまりやすく、掃除を怠るとリビングやホールにほこりが広がってしまうこともあります。
直階段やかね折れ階段などポピュラーな形状であれば、毎日の掃除にそれほど手間がかかりません。
一方、回り階段や螺旋階段など複雑な形状の階段は、手入れのしにくさを感じてしまう可能性が高まります。
なお、日々の掃除・家事がスムーズに行える家事楽動線の間取りを知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。
【関連記事】家事楽動線の間取りをつくるポイントは?レイアウト例や施工事例を紹介
折り返し階段を設けたアサヒグローバルホームの間取り例
こちらの間取りの注目ポイントは、以下のとおりです。
- 土間収納・ウォークインクローゼットで収納力が確保されている
- LDKに折り返し階段が採用して空間を有効活用している
玄関部分に土間収納、2階部分にウォークインクローゼットが設置されており、家全体をスッキリと整理整頓できる収納力が確保されています。

折り返し階段が採用されているため、LDKを圧迫することなく、空間が有効活用されています。
動きのある形状となり、居住スペースを視覚的に広く見せられる点も特徴です。
まとめ:種類を踏まえたうえで安全で使い勝手の良い階段づくりを実現しよう

階段や手すりの形状によって、昇り降りのしやすさや安全性は異なります。
また、家全体の印象やデザインにも大きく影響するため、マイホームの階段を検討する際は、実物を確認するのがおすすめです。
アサヒグローバルホームでは、直階段やかね折れ階段などさまざまな階段形状を採用しております。
ライフスタイルに合った階段が設置された住まいを実現したい方は、当社の「物件を探す」ページをご覧ください。
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以下のステップで理想の住まいを探しましょう!
ステップ①:希望条件を決める
ステップ②:希望条件に合う物件をリストアップ
ステップ③:実物を見て確認する
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この記事の監修
足立 克久
2005年アサヒグローバルホーム入社
入社後、宅建士、建築士などの資格を取得。
その知識を生かし、分譲住宅、注文住宅の契約を300棟以上担当。
現在は東海三県の土地仕入れ、分譲住宅の開発に携わりながら住宅を販売している。
