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2025年04月28日

サンルームとランドリールームの違いは?間取り例やおすすめのタイプを紹介

ランドリールーム

家づくりの際、サンルームとランドリールームの違いがわからず悩む方もいるのではないでしょうか。サンルームは陽の光をたっぷり取り入れられるのが魅力ですが、夏場は暑さが気になる場合もあります。

一方、ランドリールームは洗濯作業をスムーズにこなせるものの、スペースの確保が課題といえます。
違いや特徴を理解しないまま設置すると、使い勝手が悪いと後悔する可能性もあるため注意が必要です。

この記事では、サンルームとランドリールームの違いやメリット・デメリットを解説します。
間取り例やおすすめのタイプも紹介するので、ご自身のライフスタイルに合った住まいを実現する参考にしてください。

 

サンルームとランドリールームの違い

ランドリールーム

サンルームとランドリールームは、どちらも洗濯物を干すスペースとして利用されていますが、目的や特徴に違いがあります。
それぞれの特徴は、下表のとおりです。

種類

サンルーム

ランドリールーム

主な目的

日当たりを活かした屋内干し

洗濯・乾燥・収納を効率化

設置場所

リビングや庭に面した場所

洗濯機の近くなど室内

特徴

開放的で日光を取り入れやすいが、夏場は暑くなりやすい

動線がスムーズで家事負担が減るが、窓が少なく湿気がこもりやすい


サンルームは日当たりの良い場所に設置されるため、自然の力で洗濯物を乾かしやすいのが特徴です。
対して、ランドリールームは家事動線をスムーズにし、作業効率を高められる点がメリットです。
それぞれの特性を理解し、ライフスタイルに合った選択をするのが重要です。

 

サンルームを設けるメリット・デメリット

猫穴

ここでは、サンルームを設けるメリットとデメリットを紹介します。
メリットとデメリットを踏まえたうえで、導入を検討しましょう。

 

メリット

サンルームを設けるメリットは、以下のとおりです。

  • 日光に当てて洗濯物を乾かせる
  • 雨の日でも室内干しが可能
  • 洗濯以外にも趣味やくつろぎスペースとして活用できる
  • 花粉やホコリを気にせず干せる
  • ペットや観葉植物のための空間として使える


サンルームは、
太陽の光を活用して洗濯物を乾かせるため、非常にエコです。
急な雨や強風など、天候に左右されずに洗濯物を干せる点も魅力です。
また、サンルームは、読書やティータイム、ガーデニングなど、多目的に活用できます。

 

デメリット

サンルームを設けるデメリットは、以下のとおりです。

  • 夏は暑く、冬は寒さを感じやすい
  • 定期的にメンテナンスが必要
  • 設置コストがかかる
  • 日差しが強すぎると家具や床が劣化しやすい
  • 独立した空間になりやすく、使い道が限られる


サンルームは日差しが差し込むものの、
夏は温室のように暑くなり、冬は冷え込みます。
窓ガラスやフレーム部分は汚れが目立ちやすいため、定期的な清掃やメンテナンスも欠かせません。

また、設置にはコストがかかるほか、ライフスタイルの変化によって使わなくなる可能性もあるため注意が必要です。

 

ランドリールームを設けるメリット・デメリット

ランドリールーム

ここでは、ランドリールームを設けるメリットとデメリットを紹介します。
メリットとデメリットを踏まえたうえで、ランドリールームの設置を検討しましょう。

 

メリット

ランドリールームを設けるメリットは、以下のとおりです。

  • 洗濯機・干す・畳む・収納が一箇所で完結し、洗濯動線を短くできる
  • 天気や時間を気にせず洗濯できる
  • 花粉やホコリの付着を防げる
  • 家事の負担を軽減し、効率的に洗濯ができる
  • 洗剤や洗濯グッズをまとめて収納できる


ランドリールームは、洗濯機の近くに干すスペースや収納を設けることで移動の手間を省き、
洗濯作業を効率化できる点が特徴です。
雨の日でも問題なく洗濯ができるため、共働きのご家庭にも最適です。

また、ランドリールームとキッチンを並べた動線を確保すると、料理をしながら洗濯家事を行えます。
スムーズな家事動線をつくるアイデアが知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

【関連記事】南玄関の間取りでスムーズな家事動線を作るアイデアとは?間取り例も解説

 

デメリット

ランドリールームを設けるデメリットは、以下のとおりです。

  • 部屋干しのにおいがこもりやすい
  • 除湿や換気をしないと湿気がたまりやすい
  • ライフスタイルの変化で使わなくなる可能性がある
  • 洗濯スペースを確保する分、他の部屋が狭くなる
  • 設置費用がかかる


ランドリールームは室内干しが基本となるため、
適切な換気や除湿を行わないと湿気やにおいがこもりやすくなります。
ランドリールームがスペースを圧迫し、他の部屋の間取りに影響が出る点にも注意が必要です。

また、家族構成や生活スタイルが変わると使用しなくなるケースもあるため、長期的な視点で導入を検討するのが大切です。

 

サンルームとランドリールームどっちがいい?

ランドリールーム

サンルームとランドリールームそれぞれに向いている方のタイプを紹介します。

  • サンルームがおすすめのタイプ
  • ランドリールームがおすすめのタイプ


以下で詳しく解説するので、ご自身がどちらに当てはまるかチェックしてみましょう。

 

サンルームがおすすめのタイプ

サンルームは日当たりを活かして洗濯物を乾かしたい方や、多目的に使える空間が欲しい方におすすめです。
日差しをたっぷり取り込めるため、素早く洗濯物を乾かせるだけでなく、趣味やくつろぎのスペースとしても活用できます。

また、ランドリールームは屋外に張り出す形で設置されることから、間取りに影響を与えません。
敷地面積が限られていたり、他のスペースを優先的に確保したりする場合は、サンルームの導入を検討しましょう。

 

ランドリールームがおすすめのタイプ

ランドリールームは、家事の効率を重視する方におすすめです。
洗濯・干す・畳む・収納といった作業を一か所で完結できるため、家事の負担を大幅に軽減できます。

また、洗濯物を畳んでそのまま収納できるスペースを確保すると、家の中が散らかりにくくなる点もメリットです。

家事の手間を減らして効率的な生活を目指す場合は、ランドリールームの導入を検討しましょう。
ランドリールームの広さや検討時のポイントについて知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

【関連記事】ランドリールームは何畳がベスト?検討するポイントと間取り例を解説

 

ランドリールームを取り入れた間取り例

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こちらの家では家事のしやすさを考えたスムーズな動線が取り入れられており、注目ポイントは以下のとおりです。

  • キッチン・パントリー・ランドリールームを直線的に配置して最短動線を確保している
  • ファミリークローゼットを洗面室の近くに設け、洗濯後スムーズに収納できるようにしている
  • 階段下収納や土間収納を取り入れ、空間を有効活用している


キッチンからパントリー、ランドリールームまでが一直線になっているため、
料理・片付け・洗濯の動線がスムーズになります。

間取り図

間取り図

また、ファミリークローゼットを併設することで、洗濯物の片付けも楽になるよう設計されている点も特徴です。

なお、アサヒグローバルホームでは、家事効率を考えた間取りをご提案しています。
家事の効率性を高めた当社の家づくりについて知りたい方は、わたしたちのこだわりからご覧ください。

 

まとめ:サンルームとランドリールームの違いを理解して間取りを検討しよう

ランドリールーム

サンルームとランドリールームには、それぞれ異なる特徴やメリット・デメリットが存在します。
サンルームは日当たりを活かして洗濯物を乾かしたり、多目的スペースとして活用できるのが魅力です。

一方、ランドリールームはスムーズな家事動線を実現できる点がメリットです。
どちらを選ぶかは、家族のライフスタイルや洗濯習慣によって変わります。

日当たりを活かし多目的スペースを確保したい場合はサンルーム、家事の効率化を重視するならランドリールームが適しています。

それぞれの違いを理解し適切な間取りを検討することで、より快適な住まいを実現できるでしょう。
なお、アサヒグローバルホームでは、ランドリールームを採用した建売住宅を多数取り扱っています。
当社の物件をチェックしたい方は、物件を探すをご覧ください。

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この記事の監修

足立 克久

保有資格
宅地建物取引士、木造建築士、住宅ローンアドバイザー、FP3級、福祉住環境コーデイネーター3級、三重県被災建築物応急危険度判定士

2005年アサヒグローバルホーム入社
入社後、宅建士、建築士などの資格を取得。
その知識を生かし、分譲住宅、注文住宅の契約を300棟以上担当。
現在は東海三県の土地仕入れ、分譲住宅の開発に携わりながら住宅を販売している。