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2025年01月16日

建売住宅と分譲住宅の違いを検証!選ぶポイントや間取り例も紹介

外観

建売住宅を検討している中で、分譲住宅という言葉を聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。
どのような違いがあるのか疑問を抱いてしまいがちですが、建売住宅と分譲住宅はほぼ同じ意味です。

とはいえ、違いを理解しておくと条件に合った住宅を見つけやすくなります。
この記事では、建売住宅と分譲住宅の違いをまとめました。

区画を選ぶポイントや間取り例も紹介しますので、理想のマイホーム購入に向けて建売住宅と分譲住宅の違いを知りたい方は参考にしてください。

 

建売住宅と分譲住宅の違いは分譲地に建てられているか

ダイニングキッチン

建売住宅と分譲住宅はほぼ同じ意味ですが、厳密には定義が異なります。
それぞれの定義は、以下の通りです。

住宅の種類

定義

建売住宅

空いている土地に住宅を建てる

分譲住宅

大規模な土地に複数の住宅を一挙に建てる


分譲住宅は一般的に複数戸を同時に建設する傾向ですが、1戸のみで販売する場合もあります。
また、分譲地に建てられた住宅を建売と呼ぶケースもあるため、どちらを使っても問題ありません。

 

建売住宅と分譲住宅を選ぶ際に知っておくべき違い

廊下

建売住宅と分譲住宅を選ぶ際に知っておくべき違いは、以下の3つです。

  1. デザインのバリエーション
  2. コミュニティの作りやすさ
  3. コスト


それぞれ見ていきましょう。

 

違い①:デザインのバリエーション

建売住宅と分譲住宅では、デザインのバリエーションに違いがあります。
分譲住宅は分譲地に複数の住宅を一斉に建てるため、同じコンセプトの住宅が立ち並んでいる傾向です。

一方、建売住宅は土地が空いている場所に一軒だけ建てて販売するケースがあり、デザインのバリエーションも豊富です。
注文住宅のような間取り設計を取り入れている場合もあるため、デザイン性にこだわりたい方は建売住宅をチェックしてみるとよいでしょう。

なお、アサヒグローバルホームでは、注文住宅のような品質の建売住宅を複数販売しています。
デザイン性の高い建売住宅を検討中の方は「物件を探す」をご覧ください。

 

違い②:コミュニティの作りやすさ

建売住宅と分譲住宅の違いには、コミュニティの作りやすさがあります。
分譲住宅は複数棟が建築されている傾向で、多くの方が同時期に入居します。

同時期となるためコミュニティを形成しやすく、ご近所付き合いのしやすさが分譲住宅の特徴です。
立っている住宅のコンセプトは同じことから、家族構成や世帯が似ているなど共通する部分を見つけやすいでしょう。

地域の環境に馴染みやすい点が、住宅が複数並んでいる分譲住宅の良さであり、建売住宅との違いといえます。

 

違い③:コスト

建売住宅と分譲住宅では、コストにも違いが生じる場合もあります。
分譲住宅は大規模な土地に一挙に建築するため、土地取得単価を抑えられます。

また、設備や建材に同じものを使用しており、大量に仕入れることで費用を削減可能です。
建売住宅ならではの強みを活かしているため、同じデザインが建ち並ぶ分譲住宅は建築費を安く抑えられます。

一棟のみを建てる建売住宅より、コストを抑えられる可能性がある点も分譲住宅との違いといえるでしょう。

 

分譲住宅の区画を選ぶポイント

分譲住宅の区画を選ぶポイントは、以下の2つです。

  1. 土地の位置
  2. 道路の方角


居心地の良い空間を実現したい方は、参考にしてください。

 

ポイント①:土地の位置

分譲住宅の区画を選ぶ際は、土地の位置を確認するのがポイントです。
同じコンセプトの家が建ち並ぶ分譲住宅では、土地の位置によって通行人からの視線や日当たりが異なります。

特に角地や旗竿地(はたざおち)と呼ばれる分譲地を検討する際は、特徴を理解したうえで区画を選ぶのが重要です。
角地と旗竿地には、以下の特徴があります。

区画

特徴

メリット

デメリット

角地

角に位置する区画

  • 日当たり面積が多い
  • 防犯リスクが比較的低い
  • 資産価値が高い
  • 人目が気になりやすい
  • 人や車の往来が多い

旗竿地

道路に接する間口が狭く、奥に広がった場所に位置する区画

  • プライバシーを確保しやすい
  • 土地の価格が安い
  • 道路から離れているため、事故の心配が少ない
  • 風通しや日当たりが悪い傾向
  • 道路の間口が狭く不便さを感じやすい
  • 人目につきにくい


特徴を理解したうえで、最適な区画を選びましょう。
旗竿地のメリットやデメリットについて詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

【関連記事】旗竿地は恥ずかしい?2つの理由とメリット・デメリット・活用方法を解説

 

ポイント②:道路の方角

道路の方角によっても、日当たりや人目は異なります。
各方角の特徴は、以下の通りです。

道路の方角

メリット

デメリット

午前中に日が当たりやすく、朝日を取り入れられる

冬場は日差しが遮られるため、気温が上がりにくい

西

正午から夕方まで日が当たるため、日中暖かさを感じられる

夏場は気温が高い状態になりやすい

日当たりが良く洗濯物が早く乾く

価格が高い

日差しが差し込む量が低いため、壁紙などの劣化しにくいメリットがある

日当たりが悪く、湿気がこもりやすい


道路の方角によって、
メリットとデメリットが異なるだけでなく、購入価格も変わってきます。
分譲住宅を選ぶ際は特徴を理解したうえで、過ごしやすいと感じる方角に位置する区画を検討しましょう。

 

建売住宅と分譲住宅どちらが合っているか見極めるコツ

外観

建売住宅と分譲住宅どちらが合っているか見極めるコツは、以下の通りです。

  • 道路の方角
  • 土地の位置
  • デザイン
  • 購入価格
  • 周辺環境


前述したように、
道路の方角や土地の位置は住宅を検討するうえで重要なポイントといえます。
日当たりや人目、道路への出やすさが変わってくるため、優先したい部分を明確にしておきましょう。

また、建売住宅でも注文住宅のようなおしゃれな間取りのタイプが販売されています。
分譲住宅の場合、近隣の住宅と似たものになってしまうため、デザイン性にこだわりたい場合は建売住宅から探してみるのがおすすめです。

なお、実際に物件を見学した方が周辺環境を把握できるだけでなく、方角や位置の特徴をイメージできます。
アサヒグローバルホームでは、気になった建売住宅を内覧できるため「物件を探す」ページで気になった間取りを見つけた方は見学予約からお申し込みください。

 

アサヒグローバルホーム建売住宅の間取り例3選

アサヒグローバルホーム建売住宅の間取り例は、以下の3つです。

  1. 勾配天井が設けられた平屋
  2. コミュニティを形成しやすい角地の分譲住宅
  3. 人通りが少ない場所に位置する分譲住宅


建売住宅と分譲住宅の違いをイメージできるよう、事例を見ていきましょう。

 

間取り①:勾配天井が設けられた平屋

外観>>お気に入りの建売物件を探す


こちらの平屋の注目ポイントは、以下の2点です。

  1. 大きな窓と勾配天井を取り入れた開放感のあるリビングダイニング
  2. 片付けが便利な家事動線を採用


家族が集まる場となるリビングダイニングは、
明るい空間となるよう大きな窓を設けて採光を確保しています。
さらに勾配天井を取り入れて、ゆったりくつろぎやすい開放的なスペースを実現しているのが特徴です。

間取り図

また、玄関・土間収納・パントリーをつないだ家事動線になっているため、買い物から帰宅後すぐに荷物を片付けられます。
玄関が常にすっきりした状態となることから、気持ちよく出かけられるのがポイントです。

開放的な空間となる勾配天井の魅力を知りたい方は、以下の記事をあわせて参考にしてください。

【関連記事】勾配天井とは?新築住宅に取り入れるメリット・デメリットと施工事例を解説

 

間取り②:コミュニティを形成しやすい角地の分譲住宅

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こちらの分譲住宅の注目ポイントは、以下の2つです。

  1. 複数の分譲住宅が立ち並んでいるためコミュニティを構築できる
  2. 角地となっており、日当たりの良い空間でくつろげる


大規模な土地に複数の住宅を一挙に建設しているため、近所づきあいがしやすい環境が整っています。
学校や保育園が近くにあり、近隣住民と共通点を持ちやすい点も特徴です。

間取り図

間取り図

また、こちらの間取りは道路が東側の角地となっています。
日当たりが良い位置にLDKを設けているため、日中は暖かい日差しが差し込みやすく、気分を上げて過ごせるでしょう。

 

間取り③:人通りが少ない場所に位置する分譲住宅

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こちらの間取りの注目ポイントは、以下の2つです。

  1. プライバシーを確保しやすい旗竿地
  2. スタイリッシュモダンな外観となっているデザイン性に優れた外観


旗竿地になっているため、人目を気にせず過ごせるのが特徴です。
車や人の視線が気にならないため、プライベート空間で充実したひと時を過ごせます。

間取り図

間取り図

また、こちらの間取りはツートンに張り分けた外観となっているのもポイントです。
モダンのため、ほかの住宅とも馴染んでいながらもおしゃれなデザインとなっています。

 

まとめ:建売住宅と分譲住宅の違いを理解して理想の住まいを見つけよう

リビング

建売住宅と分譲住宅に違いはないため、一般的には同じ意味として使用されています。
とはいえ、分譲住宅は分譲地に複数の住宅を建てているケースが多い傾向です。

道路の方角や土地の位置などの特徴を理解し、ご自身が快適に暮らしやすい条件を見つけましょう。
アサヒグローバルホームでは、建売住宅と分譲住宅どちらも案内可能です。

品質にこだわった住宅を多数提供しているため、当社の建売住宅を知りたい方は「物件を探す」からご覧ください。

【関連記事】南玄関の間取りでスムーズな家事動線を作るアイデアとは?間取り例も解説
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以下のステップで理想の住まいを探しましょう!

ステップ①:希望条件を決める
ステップ②:希望条件に合う物件をリストアップ
ステップ③:実物を見て確認する

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この記事の監修

足立 克久

保有資格
宅地建物取引士、木造建築士、住宅ローンアドバイザー、FP3級、福祉住環境コーデイネーター3級、三重県被災建築物応急危険度判定士

2005年アサヒグローバルホーム入社
入社後、宅建士、建築士などの資格を取得。
その知識を生かし、分譲住宅、注文住宅の契約を300棟以上担当。
現在は東海三県の土地仕入れ、分譲住宅の開発に携わりながら住宅を販売している。