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2024年09月12日

建売住宅のキッチンは使い勝手がよい?ポイントやおしゃれな間取り例を紹介

キッチン

夢のマイホームを建てる際、おしゃれなキッチンを選びたいと考えるのではないでしょうか。
しかし、建売住宅の購入を検討するうえで、キッチンの使い勝手のよさが気になる方も多いでしょう。

キッチンの使い勝手をよくするためには、設備や動線といった要素を踏まえたうえで検討するのがポイントです。

この記事では、建売住宅のキッチンの主な仕様について解説します。
購入前のチェックポイントや間取り例も紹介するので、建売住宅のキッチンの使い勝手のよさを知りたい方はぜひ参考にしてください。

 

建売住宅のキッチンの主な仕様

キッチン

まずは建売住宅のキッチンの仕様について、以下の2点を解説します。

  1. 一般的なサイズ
  2. キッチンの主な型


それぞれ見ていきましょう。

 

一般的なサイズ

建売住宅のキッチンには一般的にシンクとコンロ、調理台がついているシステムキッチンが採用されています。
また、建売住宅におけるキッチンの標準サイズは、以下の通りです。

  • 間口(横幅):180〜300cm
  • 奥行き:60~100cm


なお、
工務店によって取り扱うキッチンのサイズは異なります。
例えば、アサヒグローバルホームで取り扱っている三重(Buddy)の標準仕様のキッチンは、間口(横幅)が270㎝で奥行きが65㎝となっています。

キッチンによってサイズはさまざまですが、調理するうえでのスペースは十分に確保されているため、使い勝手はよいと考えられます。

 

キッチンの主な型

キッチンの主な型は、以下の通りです。

  • I型キッチン
  • L型キッチン
  • ペニンシュラ型キッチン
  • アイランド型キッチン


キッチンは
形状だけでなく、型によって横幅や奥行きが異なります。
例えば、I型とL型キッチンの奥行きは65cm、ペニンシュラ型とアイランド型キッチンは75cm〜100cmが一般的です。

形状によって作業動線が異なるため、タイプごとに特徴を知り、ご自身にあったキッチンを選びましょう。

 

付帯設備

建売住宅のキッチンには、さまざまな付帯設備が標準仕様として備わっています。
例えばアサヒグローバルホーム三重(Buddy)の標準仕様は、以下の通りです。

  • 食洗機
  • カップボード(背面収納)
  • レンジフード
  • ワイドシンク
  • ホース付き水栓
  • ラック
  • キャビネット(引き出し収納)
  • コンロ


商品や工務店によって標準仕様は異なりますが、使い勝手のよい設備が標準仕様になっていることがわかります。
とはいえ、どのような付帯設備がついているかは事前に確認したうえで検討しましょう。

アサヒグローバルホームでは見学予約を行っているため、気になる物件のキッチンが見たい方は、お気軽にお問い合わせください。

 

建売住宅のキッチンは仕様を変更できる?

リビング

建売住宅のキッチンの仕様は、一般的に変更できません。
建売住宅は規格が決まっており、自由なカスタマイズが制限されるためです。

建築途中の物件や一部の物件であれば仕様の変更が可能な場合もあるため、工務店に相談してみるのもよいでしょう。

とはいえ、キッチンの仕様変更は大幅な変更となることからほぼ難しいといえます。
変更が難しい場合は、入居後にリフォームとしてキッチンを改装するのも手段の1つです。

 

購入する前にチェックしておきたいキッチンのポイント

キッチン

購入する前にチェックしておきたいポイントは、以下の5点です。

  1. キッチンの高さ
  2. コンロの位置
  3. コンセントの数
  4. 収納の位置と量
  5. 家事動線のスムーズさ


後悔しないよう、要点を押さえておきましょう。

 

ポイント①:キッチンの高さ

多くの建売住宅では、キッチンの高さが85cmに設定されています。
これは身長165cm前後の人に最適とされる高さです。
また、アサヒグローバルホームの三重(Buddy)標準仕様のキッチンも高さも85cmになります。

キッチンの高さを検討する際は「身長÷2+5cm」で計算すると、目安がわかります。
使いやすいキッチンの高さの目安は、以下の通りです。

  • 身長155cm:82.5cm
  • 身長165cm:87.5cm
  • 身長175cm:92.5cm


使い勝手のよいキッチンとなるよう、自分の身長にあった高さを目安に検討しましょう。

 

ポイント②:コンロの位置

建売住宅を見学する際は、キッチンに立ってコンロの位置を確認しましょう。
コンロの位置は、キッチンでの作業効率に影響するためです。

基本的に利き手側にコンロがあると、作業がしやすくなります。
右利きの場合は右側、左利きの場合は左側にコンロがあるかどうかを確認してください。

また、コンロとシンクの距離も重要です。
近すぎると作業スペースが狭くなり、遠すぎると移動が多くなって作業効率が下がります。
コンロとシンクの適度な距離を保つことで、使い勝手のよいキッチンを実現できるでしょう。

なお、アサヒグローバルホームでは建売住宅の見学予約を受け付けております。
気になる物件を実際にご覧になりたい方は、お気軽にお問い合わせください。

 

ポイント③:コンセントの数

購入する前にチェックしておきたいキッチンのポイントは、コンセントの数です。
コンセントの数が少ないと調理器具を満足に配置できず、作業が不便になるためです。

キッチンで使用する主な家電製品には、以下のものが挙げられます。

  • 冷蔵庫
  • 電子レンジ
  • 炊飯器
  • トースター


コンセントの数が足りなかったり位置が悪かったりするとキッチンを不便に感じやすいため、事前に確認しておくのが大切です。
使い勝手のよいキッチンにするためには、コンセントを4カ所以上設置すると効率よく料理ができるでしょう。

 

ポイント④:収納の位置と量

使い勝手のよいキッチンのチェックポイントには、収納の位置と量があります。
キッチン用品を無理なく収納できるか確認しておかなければ、調理する際に不便さを感じるためです。

よく使うキッチン用品は手の届きやすい場所に配置しておくと、スムーズに調理を進められます。
また、キッチン用品の量を考慮し、十分な収納スペースがあるかチェックしておくのもポイントです。

キッチン用品を多く持っている場合は、パントリーのある物件を検討するのもおすすめです。
パントリーについては以下の記事でも解説していますので、あわせて参考にしてください。

【関連記事】パントリーとは?メリット・デメリットと家事動線の優れた間取り実例を解説

 

ポイント⑤:家事動線のスムーズさ

キッチンの作業効率を高めるには、家事動線がポイントです。
家事動線をチェックする際は、シンク、コンロ、冷蔵庫の配置を確認し、ワークトライアングルが適切な大きさかチェックしましょう。

ワークトライアングルはシンクとコンロ、冷蔵庫を三角形に配置することで、正三角形に近いほど作業の効率性が向上します。
ワークトライアングルは3辺の合計が3.6m~6mだと作業しやすい理想の距離です。

また、ゴミ箱やダイニングテーブルとの動線にも考慮すると、無駄のない動きで効率よく調理ができます。
家事動線の良い間取りについては、以下の記事でも解説していますので、あわせて参考にしてください。

【関連記事】家事動線のよい北玄関の30・32・35坪の間取り例とポイントを解説

 

使い勝手のよいおしゃれなキッチンの間取り例3選

キッチン

使い勝手のよいおしゃれなキッチンの間取り例は、以下の3つです。

  1. 背面収納とパントリーが付いているキッチン
  2. 買い物動線が設計されているキッチン
  3. 家事が楽になる設備が充実しているキッチン


間取り例の特徴を参考のうえ、キッチンを検討しましょう。

 

間取り①:背面収納とパントリーが付いているキッチン

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こちらの間取りの注目ポイントは、以下の2点です

  1. キッチンまわりに収納スペースを確保している
  2. 無駄のない家事動線で快適な生活を実現している


キッチン

キッチン付近には背面収納とパントリーを設置しており、
必要なものを素早く取り出せるため、調理をスムーズに進められます。
収納が多く、キッチンをすっきり見せられるのも魅力です。

間取り図

また、こちらの間取りは家事動線が短く、調理をしながら洗濯機や浴室掃除も可能です。
家事効率を高められるため、日々の暮らしにもゆとりが生まれるでしょう。

 

間取り②:買い物動線が設計されているキッチン

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こちらの間取りの注目ポイントは、以下の2点です。

  1. 買い物後に収納しやすい動線を設計している
  2. 配膳や片付けがしやすいレイアウトになっている


キッチン

玄関・土間収納・パントリー・キッチンの
動線が設計されているため、買い物後はすぐに荷物を収納できます。
常に整理整頓できることから、使い勝手のよいキッチンを実現しているのが魅力です。
パントリーは大容量を収納できる広々としたサイズになっており、食品をストックできます。

間取り図

また、キッチンとリビングダイニングが一直線に配置されており、配膳や片付けがスムーズです。
無駄のない動きができるため、忙しい朝でも家事を効率よく進められます。

 

間取り③:家事が楽になる設備が充実しているキッチン

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こちらの間取りの注目ポイントは、以下の2点です。

  1. 食器洗い乾燥機や大型シンクなど家事が楽になる設備が充実している
  2. キッチンとダイニングテーブルを一体化させて効率性を高めている


キッチン

キッチンには食器洗い乾燥機や大型シンク、IHコンロなど家事が楽になる設備がついています。
スライド式の収納によりキッチン用品の出し入れも容易なため、キッチンの機能面における利便性に優れているのが魅力です。

間取り図


また、キッチンとダイニングテーブルを一体化させているため、テーブルへ移動しなくてもカウンター越しに配膳や片付けができます。
効率性がよいだけでなく、家族全員で片付けや手伝いをしやすい環境を整えているのが特徴です。

 

まとめ:建売住宅のキッチンは実用的な機能が揃っている

キッチン

建売住宅のキッチンには、シンクや食器洗い機などの設備面やキッチンの形状による効率的な動線といった使い勝手のよい機能が備わっています。
購入前のチェックポイントとして、コンロの数や位置、コンセント数などを事前に確認しておくのが重要です。

また、工務店によってキッチンの仕様は異なるため、物件を見て検討しましょう。
なお、アサヒグローバルホームでは、実用的な機能を備えたキッチンを配置した建売住宅を取り扱っています。
当社のキッチンをはじめとする物件情報を知りたい方は、「物件を探す」からご覧ください。

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この記事の監修

足立 克久

保有資格
宅地建物取引士、木造建築士、住宅ローンアドバイザー、FP3級、福祉住環境コーデイネーター3級、三重県被災建築物応急危険度判定士

2005年アサヒグローバルホーム入社
入社後、宅建士、建築士などの資格を取得。
その知識を生かし、分譲住宅、注文住宅の契約を300棟以上担当。
現在は東海三県の土地仕入れ、分譲住宅の開発に携わりながら住宅を販売している。