ヌックのある家とは?間取り例や居心地の良さが増す活用アイデア5選
家づくりの際、落ち着けるスペースをつくりたいと考える方は多く、ヌックのある家が注目を集めています。
ヌックとは、リビングや階段下などに設けるコンパクトで居心地の良いスペースのことです。
読書や趣味の時間を楽しむ場所として活用でき、家の中に特別な癒しの空間を生み出します。
しかし、「ヌックをどこに作るのがベストなのか」と悩む方も多いのではないでしょうか。
この記事では、ヌックの設置スペースや具体的な活用アイデア、間取り例を紹介します。
ヌックを取り入れて、より快適でおしゃれな住まいを実現したい方は、ぜひ最後までご覧ください。
目次 [非表示]
ヌックのある家とは
ヌックのある家に関する基礎知識は、以下の3つです。
- ヌックとは
- 魅力
- 主なスペース
ヌックを取り入れると限られたスペースを有効活用しながら快適でおしゃれな暮らしを実現できるので、家づくりの参考にしてください。
ヌックとは
ヌックとは、家の一角に設けるコンパクトで落ち着いた空間のことです。
個室ほどの面積を必要とせず手軽に設置できるため、多くの方がマイホームに取り入れています。
ヌックはリビングや階段下、窓際などに配置されるケースが多く、多目的スペースとして活用可能です。
例えば、読書や仕事に使えるほか、子どもの遊び場やペットのくつろぎスペースにも適しています。
また、ヌックにクッションや間接照明を取り入れると、よりおしゃれでリラックスできる空間を演出できます。
魅力
ヌックの魅力は、以下のとおりです。
- プライベートスペースをつくれる
- 空間を有効活用できる
- リビングのアクセントになる
ヌックにより家族と一緒に過ごしながらも、プライベートで落ち着ける空間を確保できます。
リビングの一角や階段下などデッドスペースを活かして設置すると、家の中の空間を有効活用できます。
また、ヌックをリビングに設置することで空間に凹凸が生まれ、スタイリッシュで開放的な空間を演出できるため、おしゃれな家づくりを実現したい方におすすめです。
主なスペース
ヌックは、家の中のちょっとしたスペースを活用して作られるケースが一般的です。
間取りを工夫することで、限られた空間の中でも快適で機能的なヌックを設置できます。
ヌックの主な設置スペースは、以下のとおりです。
- 部屋の一角
- 階段下
- 廊下
例えば、リビングや寝室の一角にヌックを設けると、家族と適度な距離感を保ちながら過ごせるプライベートスペースを確保できます。
また、階段下のスペースに設置して、収納やワークスペースとして活用するのも便利です。
廊下に設置すれば、家事の途中に腰を下ろしてくつろげる場所をつくれます。
ヌックの活用アイデア5選
ヌックの活用アイデアは、以下の5つです。
- 仕事・勉強スペース
- キッズスペース
- 趣味を楽しむスペース
- ペットスペース
- ベンチスペース
多目的スペースとなるヌックの活用アイデアを紹介するので、参考にしてください。
アイデア①:仕事・勉強スペース
ヌックを仕事や勉強スペースとして活用すると、集中しやすい環境を整えられます。
家族の気配を感じつつも、適度に区切られた空間で作業に集中できるのはヌックならではの魅力です。
コンパクトなスペースでも、デスクや収納棚を工夫して配置すれば利便性や快適性を確保できます。
特に、リモートワークで働いている方には、ヌックをワークスペースとして活用するのがおすすめです。
アイデア②:キッズスペース
ヌックをキッズスペースとして活用するのもおすすめです。
リビングの一角や階段下に設置すると、家事をしながらでも目が届くので安心です。
ヌックに小さなテーブルや収納を設置すれば、お絵描きや読書のスペースとしても活用できます。
また、床にクッションやラグを敷くと、安全でより居心地の良い空間に仕上げられます。
子どもが成長しても、収納スペースや学習スペースとして利用できるのがヌックの魅力です。
なお、子どもの学習スペースに関する注意点や間取り例が知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
【関連記事】スタディーコーナーの3つの特徴とは?設置の注意点や間取り例も解説
アイデア③:趣味を楽しむスペース
ヌックを趣味のスペースとして活用すると、家の中にご自身だけの特別な空間を確保できます。
間接照明や観葉植物を取り入れることで、よりリラックスできる雰囲気を演出できるでしょう。
趣味に没頭できるヌックがあれば、日常生活の中で気軽にリフレッシュが可能です。
家の中にご自身だけの落ち着いた空間をつくりたい方は、ヌックを採用するとよいでしょう。
アイデア④:ペットスペース
ヌックをペットスペースとして活用するのもおすすめです。
フードボウルやおもちゃを収納する棚を設置すると、ペット用品をすっきり整理でき、衛生的な環境を保ちやすくなります。
また、ヌックの床材を汚れにくい素材にすることで、掃除の手間も軽減できます。
ヌックを設置すれば、ペットとも充実した生活を送れるでしょう。
アイデア⑤:ベンチスペース
ヌックをベンチスペースとして活用すると、家の中に休憩スペースを確保できます。
例えば、窓際にヌックを設置すれば、自然光の下でリラックスできる空間がつくれます。
ベンチスペースでは読書や昼寝を楽しむなど、ゆったり過ごせるスペースの実現が可能です。
また、ヌック下に収納を設けると空間を有効活用できます。
スペースの活用方法について知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
【関連記事】2畳の書斎は狭いのか?メリット・デメリット・おしゃれな間取り例を解説
ヌックを採用した間取り例2選
ヌックを採用した間取り例は、以下のとおりです。
- 稼働棚を設けたヌックのある家
- 階段下を有効活用したヌックのある家
ここではヌックのある家の間取り例として、アサヒグローバルホーム注文住宅の施工事例を紹介します。
ヌックの採用を検討している方は、イメージ作りにお役立てください。
間取り例①:可動棚を設けたヌックのある家
こちらの家では、デザイン性と機能性を兼ね備えた間取りを採用しており、注目ポイントは以下のとおりです。
- 無垢材フロアとウォールナット家具で統一感を演出している
- 可動棚を設けたヌックをリビングのアクセントとして採用している
家族が集まるリビングは無垢材フロアとウォールナット家具、オープン階段を調和させて、開放感あふれる空間を演出しています。
可動棚を設けたヌックがリビングのアクセントとなり、住まいのデザイン性と実用性を高めています。
また、キッチンからは階段や和室、洗面所まで見渡せるため、お子さまの遊んでいる姿を見ながら家事を進められる点も魅力です。
こちらの間取り例は、動画でも詳しく紹介しています。
アサヒグローバルホームの「稼働棚を設けたヌックのある家」が気になる方は、以下の動画をあわせてご覧ください。
間取り例②:階段下を有効活用したヌックのある家
こちらの家では家族が快適に過ごせる間取りを採用しており、注目ポイントは以下のとおりです。
- 20.7畳の広々としたリビングを確保している
- 階段下のスペースを有効活用したヌックが設置されている
20.7畳のリビングにオープン階段や高天井を取り入れて、開放感のある空間を実現しています。
グレーやホワイト、ブラックを基調としたグレイッシュモダンなデザインで、落ち着きのある雰囲気を演出している点も特徴です。
また、階段下のスペースを利用したヌックは、お子さまの学習スペースとして活用しています。
アサヒグローバルホームでは、注文住宅と変わらない品質にこだわった建売住宅を多数販売しています。
注文住宅のような品質を提供している当社の家づくりが気になる方は、わたしたちのこだわりをご覧ください。
まとめ:間取りにこだわりたい方はヌックのある家がおすすめ
住宅にヌックを取り入れると、家族を近くに感じながらも落ち着けるプライベートスペースを確保できます。
デスクや棚を設置して、スタディスペースやワークスペースとして活用するのもおすすめです。
また、ヌックは空間に凹凸を作り、スタイリッシュで開放感のある雰囲気を演出できる点も魅力です。
マイホームの購入を検討されている方は、間取りを工夫して上手にヌックを取り入れてみましょう。
アサヒグローバルホームでは、スペースを有効活用した建売住宅を多数取り扱っています。
当社の物件をチェックしたい方は、物件を探すからご覧ください。
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この記事の監修

足立 克久
2005年アサヒグローバルホーム入社
入社後、宅建士、建築士などの資格を取得。
その知識を生かし、分譲住宅、注文住宅の契約を300棟以上担当。
現在は東海三県の土地仕入れ、分譲住宅の開発に携わりながら住宅を販売している。