ホーム ブログ 工務店とは?意味やハウスメーカーとの特徴の違いをわかりやすく解説
2024年11月22日

工務店とは?意味やハウスメーカーとの特徴の違いをわかりやすく解説

外観

マイホームを検討する際、工務店とハウスメーカーの違いがわからず悩む方もいるのではないでしょうか。
工務店とハウスメーカーは、いずれも建売住宅などを販売している建設会社ですが、特徴に違いがあります。

違いを理解したうえで、ご自身に適した建設会社を選ぶと理想の住まいを実現可能です。
この記事では、工務店とはどのような建設会社を指すのか意味や特徴を解説します。
ハウスメーカーとの違いも紹介するので、家づくりの参考にしてください。

 

工務店とは

外観

工務店に関する基礎知識は、以下の2つです。

  1. 意味や種類
  2. 特徴


工務店とはどのような建設会社を指すのか、理解を深めていきましょう。

 

意味や種類

工務店とは、一般的に地元密着型の建設会社のことです。
地元に密着しているため営業範囲が狭く、施工から設計まで行っているのが工務店の主な特徴といえます。
工務店の主な種類は、以下の3つです。

種類

特徴

地元密着型

会社規模の小さい昔ながらの工務店

フランチャイズ加盟店

フランチャイズ加盟店として本部の商品やサービスを提供している工務店

中堅ビルダータイプ

施工エリアが広く、営業活動にも注力している工務店


工務店に明確な定義はなく、企業によって規模や営業スタイルが異なります。

 

特徴

工務店は地域密着型ということもあり、エリアの特性に適した家づくりが得意です。
地元で営業活動を続けているため、気候風土や生活環境を熟知しているのが工務店ならではの特徴といえます。

例えば、冬の寒さが厳しい北海道では、断熱性や気密性など性能面を重視した工法を取り入れている工務店が多い傾向です。
地域の特性にあわせた住宅を提供しているため、快適な暮らしを実現しやすいのが工務店の強みになります。

 

工務店とハウスメーカーの違い

LDK

工務店とハウスメーカーの違いは、以下の5つです。

  1. 施工エリア
  2. 間取りやデザインの高さ
  3. 施工期間
  4. 施工精度の安定性
  5. アフターメンテナンスの手厚さ

 

違いを理解したうえで、ご自身にあった建設会社を見つけましょう。

 

違い①:施工エリア

工務店とハウスメーカーでは、施工エリアに違いがあります。

各施工エリアは、以下の通りです。

建設会社

施工エリア

工務店

拠点とするエリア内、または近隣県内

ハウスメーカー

全国


ハウスメーカーは
全国に営業拠点を構えているため、工務店に比べて施工エリアが広範囲です。
加えて、ハウスメーカーは住宅展示会やモデルルームを公開しているため、実際の物件を見に行けるのが特徴といえます。

対して、工務店はハウスメーカーに比べて企業規模が小さい傾向で、住宅展示場がないケースも少なくありません。
そのため、間取り図をもとに住宅を検討しなければならない点がネックです。

 

違い②:間取りやデザインの高さ

工務店によっては間取りのレパートリーが幅広く、個性的な建売住宅を販売しています。
地域の特性を活かした間取りを展開しているのが理由の1つで、建売住宅と感じさせないようなデザイン性の高い物件を選べるのが工務店の魅力です。

一方、ハウスメーカーはプランや建材が決まっているため、予算や用意されたデザインの中から好みの住宅を選びます。
全国的に住宅のデザインが統一されている点が、ハウスメーカーの特徴です。
そのため、間取りのデザイン性や自由度の高さを考慮する場合は、工務店が適しています。

工務店となるアサヒグローバルホームでは、デザイン性の高い建売住宅を多数販売しています。
当社の施工エリアについて知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

【関連記事】【三重県四日市市・菰野町・桑名市・いなべ市】アサヒグローバルホーム建売物件の施工エリア紹介!

 

違い③:施工期間

施工期間は、ハウスメーカーのほうが短い傾向です。
ハウスメーカーは自社工場で建築素材を生産していたり、調達から施工までをシステム化していたりするため、効率よく作業を進められます。

対して、工務店は建築素材を加工することからはじめるほか、資材不足が発生する可能性もゼロではありません。
そのため、工務店よりハウスメーカーのほうが施工期間は短く、スムーズに完成するでしょう。

 

違い④:施工精度の安定性

施工精度が安定しているのは、ハウスメーカーです。
前述したように、ハウスメーカーは自社工場で建築素材を生産しており、施工精度を高めています。

均一な品質を保てる工業技術を持っているのが、ハウスメーカーの強みです。
対して、工務店は加工の多くを現場で行うため、品質は職人の技術によって異なります。

経験によって技術力にバラつきが生じてしまいやすく、施工精度については職人の腕次第と考えてよいでしょう。

 

違い⑤:アフターメンテナンスの手厚さ

工務店とハウスメーカーでは、アフターメンテナンスの手厚さにも違いがあります。
アフターメンテナンスの違いは、以下の通りです。

工務店

ハウスメーカー

  • 工務店によってアフターメンテナンス内容に違いがある
  • 地域密着型のため、対応が早いケースがある
  • 営業担当とやりとりする
  • ハウスメーカーごとにアフターメンテナンス範囲が細かく決まっている
  • マニュアルに沿った対応をしてくれる
  • 電話やインターネットなどでも対応してくれる


工務店の場合、アフターメンテナンスは依頼する企業によって異なるため、どのような体制を整えているのか事前に確認しておくのが大切です。

入居後は、トラブルや気になる点が出てくる場合もあります。
そのため、困ったことがあった場合、すぐに対応してくれるアフターメンテナンスが充実している工務店やハウスメーカーを選びましょう。

 

工務店とハウスメーカーどっちが安い?

LDK

コストの面では、工務店のほうが安く抑えられる可能性があります。
ハウスメーカーは大量生産により原価コストを抑えやすいですが、均一な品質を保つために最新設備を取り入れているケースも少なくありません。

設備費だけでなく、企業規模が大きいことで人件費や広告費が発生している場合もあるでしょう。
工務店の場合、人件費や広告費を抑えているだけでなく、モデルルームなどがないため住宅コストをカットできます。
コストだけ見ると、ハウスメーカーより工務店のほうが安く済むでしょう。

建売住宅の諸費用について知りたい方は、以下の記事をあわせてチェックしてみてください。

【関連記事】建売住宅の諸費用ってどれくらい?3,000万円の建売住宅の費用シミュレーションも紹介

 

工務店を選ぶときのポイント

工務店を選ぶときのポイントは、以下の通りです。

  • 求める機能や設備がついている
  • 間取り例がライフスタイルにあっている
  • 家を建てた人の口コミ評価をチェックする
  • 工務店の実績をホームページで確認する
  • 担当者とのやりとりのしやすさで判断する


工務店は、家を建てた地域の人から口コミを集められます。
地域密着型の特徴となるため、同じエリアで建売住宅を検討している方にとって参考となる意見をチェックできるでしょう。

また、間取り例や口コミだけでなく、実際に物件を見学してデザインを見るのも工務店選びのコツといえます。

アサヒグローバルホームでは、完成前の物件も見学可能です。
まずは「物件を探す」ページをご覧のうえ、気になる建売物件に出会えた際は、見学予約からお問い合わせください。

 

工務店が建てた物件間取り例2選

工務店となるアサヒグローバルホームが建てた間取り例は、以下の2つです。

  1. 広いバルコニーを設けた1.5階建ての家
  2. 整理整頓しやすい収納スペースにこだわった家


家づくりを検討する際の参考にしてください。

 

間取り①:広いバルコニーを設けた1.5階建ての家

外観>>お気に入りの建売物件を探す


こちらの住宅は1.5階建ての間取りになっており、注目ポイントは以下の2つです。

  1. 1.5階建てのため、プライベートタイムを充実できる
  2. 広々としたバルコニーを設けており、明るい間取りを実現している

 

1.5階建てのため、1階のみの平屋に比べて開放的な間取りになるのが魅力です。
収納スペースや子ども部屋など、多目的に活用できるのが1.5階を取り入れるメリットといえます。

間取り図

間取り図

また、広々としたバルコニーを設けているのも特徴で、自然光が部屋に差し込み明るい空間をつくれるのがポイントです。
1.5階建てにより平屋のデメリットとされる採光や通風を確保できるため、居心地の良い住まいを実現しています。

なお、1.5階建ては中二階とも呼ばれています。
平屋に中二階を取り入れるメリットやデメリットを詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

【関連記事】平屋に中二階を取り入れるメリット・デメリットは?間取り例も解説

 

間取り②:整理整頓しやすい収納スペースにこだわった家

外観>>お気に入りの建売物件を探す


こちらの住宅は片流れ屋根を取り入れている間取りで、注目ポイントは以下の2つです。

  1. 部屋に物が散乱しないよう収納スペースにこだわっている
  2. 家事動線を複数設けており、家事の効率性を高めている


土間収納やファミリークローゼット、ウォークインクローゼットなど、大容量タイプの収納スペースを設けています。
適材適所に物を収納できるため、家族全員が整理整頓を意識できるのが魅力です。

間取り図

間取り図

また、洗濯動線が短くなるよう、ファミリークローゼットとランドリールームを近づけています。
洗うからしまうまでの流れをワンフロアで完結できるため、家事の効率性を高められるのがうれしいポイントです。

 

まとめ:工務店とは地域密着型の建設会社でエリアにあった家づくりが可能

外観

工務店とは地域密着型の建設会社のことで、エリアに適した家づくりを得意としています。
ハウスメーカーと工務店いずれも魅力的なポイントがあるため、違いを踏まえたうえでご自身にあった依頼先を見つけてください。

アサヒグローバルホームは、愛知県・三重県・岐阜県で建売住宅と注文住宅の販売や設計、施工を行っている創業40年以上の工務店です。
これまでに14,000戸以上の引渡実績があり、注文住宅と変わらないこだわりの建売住宅を販売しています。

来場予約特典などの限定キャンペーンを随時実施していますので、詳しくはキャンペーン情報をご覧ください。

【関連記事】【愛知県一宮市・羽島市・稲沢市・江南市】アサヒグローバルホーム建売物件の施工エリア紹介!
【関連記事】【愛知県豊山町・北名古屋市・あま市】アサヒグローバルホーム建売物件の施工エリア紹介!
【関連記事】【三重県亀山市・津市・松阪市】アサヒグローバルホーム建売物件の施工エリア紹介!

簡単3ステップであなたのお気に入りの住まいに出会えるかも!

以下のステップで理想の住まいを探しましょう!

ステップ①:希望条件を決める
ステップ②:希望条件に合う物件をリストアップ
ステップ③:実物を見て確認する

物件をお探しの方は「詳しくはこちら」から

この記事の監修

足立 克久

保有資格
宅地建物取引士、木造建築士、住宅ローンアドバイザー、FP3級、福祉住環境コーデイネーター3級、三重県被災建築物応急危険度判定士

2005年アサヒグローバルホーム入社
入社後、宅建士、建築士などの資格を取得。
その知識を生かし、分譲住宅、注文住宅の契約を300棟以上担当。
現在は東海三県の土地仕入れ、分譲住宅の開発に携わりながら住宅を販売している。