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2024年06月14日

川沿い物件の5つのデメリット!メリットと選ぶ際のポイントも解説

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物件選びを進めるなかで、「川沿いのデメリットを知っておきたい」という方も多いでしょう。

川沿いは台風や大雨の際に自然災害を受けやすいなどのリスクがあり、事前に理解を深めておく必要があります。

ただし、日当たりや風通しを確保しやすいなどのメリットも多く、購入を検討する際には良い点・悪い点の両方を比較することが重要です。

そこでこの記事では、川沿い物件のメリット・デメリットを解説します。

川沿いの物件を選ぶ際のポイントも紹介するので、参考にしてください。

 

川沿い物件のメリット5選

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川沿い物件のメリットは、以下の5つです。

  1. 日当たりの良さを維持しやすい
  2. 眺望が良い
  3. 風通しが良い
  4. 自然を身近に感じられる
  5. 散歩や運動などがしやすい


メリットだと感じるポイントが多ければ、川沿いの物件も検討してみてください。

 

メリット①:日当たりの良さを維持しやすい

物件の隣は川であるため日光を遮る建物がなく、日当たりの良さを維持しやすいのが魅力です。

川を埋め立てない限りほかの物件が建つことはないので、半永久的に日当たりを確保できます。

一方、住宅街の場合には物件購入時には採光性に優れていても、周辺に高い建物ができる可能性があるのがネックです。

採光性に優れた物件は日中も明るく、電気代を節約できます。さらに、冬場でも日当たりによって室内が暖まりやすいのも嬉しいポイントです。

 

メリット②:眺望が良い

川沿い物件は窓から川や並木道などが見え、眺望が良いのがメリットです。

並木道があれば、春は桜・秋はイチョウなど、四季折々の眺めを楽しめます。

地域によっては花火大会などが川沿いで開催されるため、自宅の快適な環境で花火を満喫できるのも特徴です。

ベランダやバルコニーが川に面していれば、景色を楽しみながらくつろいだり、食事をしたりできます。

また、川がなくなることは滅多にないので、日当たり同様に、長期的に眺望の良い環境で暮らせるでしょう。

 

メリット③:風通しが良い

川に面している部分には高い建物がなく、風通しが良い住まいを実現できます。

風通しの良い物件のメリットは、以下の通りです。

  • 換気がしやすい
  • 涼しい風で快適に暮らせる
  • 節電につながる


風通しの良い物件は換気がしやすく、新鮮な空気を取り込めるため、すっきりとした気持ちで生活できます。

川で冷やされた涼しい風が流れてくるので、暑い時期でも、ある程度快適に暮らせるのもメリットです。

また、涼しい風によってクーラーを使用する頻度が減ることから、夏場の光熱費を抑えられます。

 

メリット④:自然を身近に感じられる

川沿いの物件は川だけではなく河川敷や並木道も近隣にあり、自然を身近に感じられます。

住宅街の物件で生活すると、自然に触れ合うためには郊外や公園に移動する必要がありますが、川沿い物件であれば気軽に楽しむことが可能です。

また、川沿いでは公園が設置されているケースが多く、自然に近い場所で子どもが伸び伸びと遊べます。

川沿いの物件は、「街中には住みたいが、自然を身近に感じられる場所で子育てしたい」と考える方にもおすすめです。

 

メリット⑤:散歩や運動などがしやすい

川沿いでは公園や河川敷などがあるので、散歩や運動などがしやすいのが魅力です。

ジョギングやウォーキングができるのはもちろん、グラウンドゴルフ場やサッカー場なども設置されている場合もあり、さまざまなスポーツに取り組めます。

ジムやスポーツ施設に移動する時間も必要ないため、時間を有効活用しやすいのもポイントです。

また、散歩や運動できる場所が近いと習慣化しやすく、運動不足を解消して健康的な生活を送れます。

川沿い物件を含めて建売住宅の購入について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

【関連記事】建売住宅購入までの流れは?かかる期間と3つの注意点を具体的に解説

 

川沿い物件のデメリット5選

ダイニング

川沿い物件のデメリットは、以下の5つです。

  1. 自然災害の被害を受けやすい
  2. 虫や砂埃が気になりやすい
  3. 地盤強化が必要になりやすい
  4. 河川独特のにおいが気になる場合がある
  5. 騒音被害に悩まされることも


生活を始めてから後悔しないためにも、デメリットもしっかりチェックしましょう。

 

デメリット①:自然災害の被害を受けやすい

雨や台風によって川が増水した場合に、川沿いの物件は自然災害の被害を受けやすいのがネックです。

さらに、地震の際にも、津波が川の流れをさかのぼる可能性もあり、浸水などの被害が想定されます。

自然災害の被害例は、以下の通りです。

  • 浸水
  • 倒壊
  • 停電
  • 断水


自然災害によって物件が浸水するだけではなく、洪水の規模によっては家が倒壊する場合も。

洪水の影響で停電や断水が長引く危険性もあり、ライフラインが復旧するまでに時間がかかるケースもあるため注意が必要です。

 

デメリット②:虫や砂埃が気になりやすい

川沿い物件は川や河川敷の状況によっては、虫や砂埃が気になりやすいでしょう。

虫や砂埃が発生しやすい川沿いの条件は、以下の通りです。

状況

条件

虫が発生する

  • 草木や薮がある
  • 土手が近くにある

砂埃が発生する

  • 風が強い
  • 乾燥している


川沿いは自然豊かな一方で虫が発生する可能性が高く、「近くに草木や薮が多くないか」などを確認する必要があります。

また、風が強かったり、乾燥したりしていると砂埃が発生するため、洗濯物を外干しできない場合もあるでしょう。

 

デメリット③:地盤強化が必要になりやすい

川沿いの物件は地中に水分を含んでいるため地盤が弱い可能性があり、地盤強化が必要になりやすいのが難点です。

川沿いだけではなく、かつて川や沼だった場所を埋め立てたエリアも地盤が弱い傾向にあります。

地中に水分を多く含んでいる地盤は地震の際に液状化しやすく、水が噴き出したり、建物が傾いたりするので気をつけてください。

地盤強化するには追加料金が発生することから、トータルの費用が高額になる場合もあります。

 

デメリット④:河川独特のにおいが気になる場合がある

川沿い物件は、河川独特のにおいが気になる場合があります。

河川のにおいの原因は、以下の通りです。

  • ヘドロ
  • 家庭からの排水
  • 工場などからの産業排水
  • 放置されたゴミ


特に、
整備が行き届いていない川の場合、悪臭に悩まされるケースがあります。

川のにおいが強いエリアでは、洗濯物を外干しできなかったり、窓を開けて生活できなかったりするので気をつけましょう。

川沿いの物件を選ぶ際には、事前に川の状態をチェックしておくことも重要です。

 

デメリット⑤:騒音被害に悩まされることも

川沿いではイベントも多いため、騒音被害に悩まされるケースもあります。

花火大会や音楽イベントなどが開催されると、来場者が騒いでいたり音が大きく響いたりして気になる場合もあるので注意が必要です。

特に、大きな川の近くではイベントが頻繁に実施される可能性もあり、「うるさくて窓が開けられない」などのストレスもあるでしょう。

その他にも、河川敷にバーベキューができるスペースなどがあると、土日祝日に利用者の声が聞こえる場合もあります。

また、物件購入で失敗しないためには、デメリットを踏まえて実際に物件を見学してイメージを膨らませることが重要です。アサヒグローバルホームの物件を見学したい方は、見学予約をご覧ください。

 

川沿いの物件を選ぶ際のポイント

リビング

川沿いの物件を選ぶ際のポイントは、以下の通りです。

  • ハザードマップで被害エリアを確認する
  • 過去の浸水被害を調べる
  • 地盤強化の有無を確認する
  • 川沿いで開催されるイベントを把握する
  • 虫が発生しそうな場所がないかチェックする


自然被害に遭わないためにも、自治体が公開しているハザードマップを確認したり、過去の浸水被害を調べたりしてください。

川沿い物件を購入する前に、地盤について調べるのはもちろん、地盤強化がされているかも確認することが重要です。

川沿いで開催されるイベントを把握しておくと、騒音の影響を想定しやすくなります。

川や河川敷に草木がしげっている地域では虫が発生しやすいので、物件近隣の状態をチェックしましょう。

物件の内覧時のポイントを詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

【関連記事】建売住宅で後悔しないための内覧時・購入時のチェックポイント13選を解説

 

まとめ:川沿い物件のデメリットとポイントを踏まえて慎重な検討を

ベッドルーム

川沿いの物件には、自然災害の被害を受けやすかったり、騒音被害に悩まされたりするなどのデメリットがあります。

ただし、日当たりや風通しが良いというメリットもあるため、デメリットとのバランスをチェックしながら物件選びをすることが大切です。

川沿い物件を購入する場合には、ハザードマップや周囲の状況などの確認が欠かせません。

アサヒグローバルホームでは、さまざまなエリアに建売物件をご用意しています。物件をチェックしたい方は、物件を探すをご覧ください。

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この記事の監修

足立 克久

保有資格
宅地建物取引士、木造建築士、住宅ローンアドバイザー、FP3級、福祉住環境コーデイネーター3級、三重県被災建築物応急危険度判定士

2005年アサヒグローバルホーム入社
入社後、宅建士、建築士などの資格を取得。
その知識を生かし、分譲住宅、注文住宅の契約を300棟以上担当。
現在は東海三県の土地仕入れ、分譲住宅の開発に携わりながら住宅を販売している。