建売住宅の価格に土地代は含まれる?目安を知る計算方法や地価平均を紹介
マイホームを購入する際、「建売住宅の価格に土地代は含まれているのか」と疑問を抱く方は多いでしょう。
結論から言うと、建売住宅には土地代が含まれているのが一般的です。
しかし、建売住宅の価格の内訳を正しく把握しなければ、適正価格なのか判断できません。
この記事では、建売住宅の建物代と土地代の目安を知る方法や、土地代に関する知識を紹介します。
建売住宅の購入を検討するにあたって、土地代の知識を深めたい方は参考にしてください。
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建売住宅の価格には土地代が含まれている
一般的に、建売住宅の販売価格には土地代が含まれています。
販売価格に含まれるものは、以下のとおりです。
- 土地代:土地にかかる費用
- 建物本体価格:住宅の建築費用
- 外構工事費:駐車場やフェンスなどの設置費用
- ライフラインの整備費用:水道・ガス・電気の引き込み工事費用
- 建築に関する手続き費用:設計費・確認申請費用
- 一部の付帯設備費:キッチンや照明など標準設備の費用
建売住宅の販売価格には、オプション代や諸費用以外の金額が含まれているため、資金計画を立てやすいのが特徴です。
建売住宅の建物代と土地代の目安を知る方法
建売住宅の建物代と土地代の目安を知る方法は、以下の3つです。
- 地価相場をもとに計算する
- 消費税をもとに計算する
- 建築坪単価をもとに計算する
土地代に関する計算方法を紹介するので、建売住宅の購入を検討している方は参考にしてください。
方法①:地価相場をもとに計算する
地価相場とは特定のエリアにおける土地価格の平均値で、不動産取引や公的機関のデータをもとに算出されます。
地価相場をもとに建物代・土地代を計算する方法は、「地価相場×土地面積×1.1=土地代」です。
たとえば、国土交通省の不動産情報ライブラリを参考にしたところ、三重県の鈴鹿駅周辺の地価相場は約40,000円/㎡です。(令和6年2月時点)
つまり、例えば土地面積が200㎡の場合、土地代はおおよそ880万円と考えられます。
ただし、地価相場は変動しやすいため、あくまで目安としてとらえておきましょう。
引用元:国土交通省|不動産情報ライブラリ
方法②:消費税をもとに計算する
建売住宅の価格には土地代と建物代が含まれていますが、消費税がかかるのは建物代のみです。
そのため、消費税額から逆算すると、建物代と土地代を割り出せます。
具体的な計算方法は以下のとおりです。
- 販売価格(税込)を確認する
- 契約書や販売資料で、建物代にかかる消費税額を確認する
- 消費税額 ÷ 消費税率(10%) = 建物価格(税抜)
- 販売価格 – 建物価格 = 土地代
たとえば、販売価格が3,500万円(税込)で消費税額が250万円だった場合、「250万円 ÷ 10% = 2,500万円」が建物代(税抜)です。
つまり、「3,500万円(税込の販売価格) – 2,500万円(税抜きの建物代) = 1,000万円」が土地代になります。
方法③:建築坪単価をもとに計算する
建売住宅の建物代・土地代を知る方法として、「建築坪単価をもとに計算する方法」も挙げられます。
建築坪単価とは、1坪(約3.3㎡)あたりの建築費用のことです。
建築坪単価をもとに建物代・土地代を計算する方法は、以下のとおりです。
- 購入予定の建売住宅の延床面積(坪数)を確認する
- 建築坪単価を調べ、延床面積に掛けて建物代の目安を算出する
- 販売価格- 建物代 = 土地代の目安
たとえば、販売価格が3,000万円の建売住宅で延床面積が99.2㎡(約30坪)、建築坪単価が60万円の場合、「30坪 × 60万円 = 1,800万円」が建物代 です。
つまり、「3,000万円 – 1,800万円 = 1,200万円」が土地代となります。
ただし、建築坪単価は住宅の仕様や設備によって変動するため、複数の物件を比較しながら目安を算出してください。
建売住宅の諸費用について、もっと詳しく知りたい人は以下の記事をご覧ください。
【関連記事】建売住宅の諸費用ってどれくらい?3,000万円の建売住宅の費用シミュレーションも紹介
東海3県の地価平均まとめ
建売住宅の土地代は、地域によって大きく異なります。
特に東海3県(愛知・三重・岐阜)では、都市部と郊外で地価の差が顕著です。
以下の表は、2024年(令和6年)基準地価をもとに各県の平均地価をまとめています。
都道府県 | 2024年(令和6年)基準地価平均(円/m²) |
愛知県 | 23万4,155円/m² |
三重県 | 3万7,396円/m² |
岐阜県 | 4万5,479円/m² |
愛知県は名古屋市を中心に地価が高く、東海3県の中でも突出しています。
一方、三重県や岐阜県は愛知県と比べると地価が低いため、広い土地を確保しやすい方におすすめです。
建売住宅を購入する際は地価はもちろん、立地や利便性などを含めて総合的に判断するのがよいでしょう。
引用元:株式会社Land Price Japan|土地代データ
建売住宅購入時に覚えておきたい土地代の知識
建売住宅購入時に覚えておきたい土地代の知識は、以下の3つです。
- 建物本体代まで仲介手数料の計算対象に含まれる
- 土地の状態を確認できないデメリットがある
- 土地代以外に発生する費用がある
それぞれ詳しく解説するので、参考にしてください。
知識①:建物本体代まで仲介手数料の計算対象に含まれる
一般的に、不動産会社を介して建売住宅を購入する場合、仲介手数料は土地のみの売買とは異なり、建物代も含めた総額を基準に算出されます。
そのため、想定よりも仲介手数料が高くなる可能性があることを理解しておきましょう。
ただし、不動産会社が売主となっている建売住宅の場合、仲介手数料がかからないケースも存在します。
建売住宅を購入する際は、仲介手数料が発生するかどうかを事前に確認し、総費用を正しく把握することが大切です。
建売住宅の仲介手数料の相場やコストを抑えるコツについて知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
【関連記事】建売住宅の購入時に必要な仲介手数料とは?相場やコストを抑えるコツを解説
知識②:土地の状態を確認できないデメリットがある
建売住宅はすでに建物が完成した状態で販売されるため、土地の状態を事前に確認できません。
注文住宅のように地盤調査を依頼したり、土地の履歴を詳しく調べたりすることが難しいため、購入後に問題が発覚するケースも少なくありません。
土地の状態を確認できないと、以下のリスクが生じます。
- 地盤が弱い可能性がある(地盤沈下や液状化のリスク)
- 水はけが悪い(雨が降ると庭や駐車場に水がたまりやすい)
- 土地の境界線が曖昧(隣地とのトラブルにつながる可能性)
- 地中に埋設物がある可能性(古い建物の基礎や廃材が残っている場合がある)
購入後に問題が発覚した場合、工事費用や調査費用などを負担しなければならない可能性が高まります。
リスクを回避するためには、購入前にハザードマップや地盤情報を確認し、必要に応じて販売会社に詳細を問い合わせることが重要です。
知識③:土地代以外に発生する費用がある
建売住宅を購入する際は、購入費用以外にもさまざまな費用が発生する点に注意が必要です。
具体的には、以下の費用がかかることが一般的です。
- 登記費用
- 仲介手数料
- 固定資産税・都市計画税
- 住宅ローン関連費用
- 火災保険・地震保険料
- 引っ越し費用・新生活準備費
上記の費用を把握せずに予算を組むと、「想定以上の出費がかかってしまった」と後悔する可能性があります。
そのため、事前に必要な費用を確認し、余裕をもった資金計画を立てましょう。
建売住宅の諸費用について知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
【関連記事】建売住宅の諸費用ってどれくらい?3,000万円の建売住宅の費用シミュレーションも紹介
アサヒグローバルホームの建売住宅間取り例
こちらの家では家族全員が快適に過ごせるよう、収納力と家事動線を重視した間取りを採用しています。
注目ポイントは、以下のとおりです。
- 土間収納・階段下収納・ウォークインクローゼットを完備し、収納スペースが充実
- キッチンの隣にランドリールームを配置し、家事の負担を軽減
玄関・階段・各部屋に収納が設けられているため、生活用品をスムーズに片付けられる点が魅力です。
また、収納場所が適材適所に配置されており、必要なものをすぐに取り出せるのも嬉しいポイントです。
加えて、ランドリールームがキッチンの隣にあるため、料理の合間に洗濯を進められるなど家事を同時進行しやすい設計になっています。
アサヒグローバルホームでは、注文住宅と変わらない品質にこだわった建売住宅を提供しています。
高品質な設備や安心して暮らせる保証など、当社のこだわりを知りたい方は「わたしたちのこだわり」ページをご覧ください。
まとめ:土地代の知識を持ち建売住宅の購入をスムーズに
建売住宅の価格には土地代が含まれていますが、内訳や計算方法を理解しておくことで、より納得のいく住まい選びを実現できます。
特に、地価相場・消費税・建築坪単価を活用した計算方法を知っておくと、土地代の適正価格を判断しやすくなります。
また、土地の状態が確認しにくい点や、仲介手数料・諸費用が発生することも押さえておくべきポイントです。
なお、アサヒグローバルホームでは、コストパフォーマンスに優れた建売住宅を多数取り揃えています。
建売住宅の購入を検討している方は、物件を探すをご覧ください。
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以下のステップで理想の住まいを探しましょう!
ステップ①:希望条件を決める
ステップ②:希望条件に合う物件をリストアップ
ステップ③:実物を見て確認する
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この記事の監修

足立 克久
2005年アサヒグローバルホーム入社
入社後、宅建士、建築士などの資格を取得。
その知識を生かし、分譲住宅、注文住宅の契約を300棟以上担当。
現在は東海三県の土地仕入れ、分譲住宅の開発に携わりながら住宅を販売している。