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2026年02月26日

平屋はバリアフリーに適している?老後にも適した間取りの工夫を解説

外観

長く暮らす住まいを検討するうえで、バリアフリー住宅を検討する方もいるでしょう。
平屋はワンフロア完結型となるため、バリアフリーに適した住まいです。

快適かつ安全に暮らせる家づくりには、バリアフリー設計の工夫が重要になります。
この記事では、平屋がバリアフリーに適している理由を解説します。

バリアフリー設計の工夫や間取り例も紹介するので、老後も快適に過ごせる住まいとして平屋を検討している方は参考にしてください。

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平屋がバリアフリーに適している3つの理由

外観

平屋は小さい子どもから高齢者まで、幅広い世帯が安全かつ快適に暮らすバリアフリーに適した住宅です。
バリアフリーに適している理由は、以下の3つが挙げられます。

  1. 生活動線がシンプル
  2. 無駄のない間取り設計が可能
  3. リフォームの柔軟性


バリアフリー住宅を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

 

理由①:生活動線がシンプル

平屋がバリアフリーに適している理由には、効率良く各部屋へ行き来できる生活動線のシンプルさが挙げられます。
生活動線は、リビングやトイレなど、生活にかかわる経路をつなぐ動線です。

生活動線がシンプルな場合、各部屋への行き来がスムーズになるため、移動のストレスを軽減できます。
平屋は動線が直線となり、各部屋への移動距離が短くなります。
スムーズな移動が可能な平屋は、快適な生活を前提としたバリアフリー住宅にピッタリです。

シンプルな平屋の魅力について知りたい方は、以下の記事をあわせて参考にしてください。

【関連記事】シンプルな平屋の魅力とは?おすすめな人の特徴・注意点・間取り例を解説

 

理由②:無駄のない間取り設計が可能

平屋は無駄のない間取りをつくれるため、廊下や部屋の入口の幅を広くできます。
廊下をなくせる点が平屋の特徴で、空間を広く見せられます。

廊下がない分、移動距離が短くなるのに加えて、車椅子などの方向転換がしやすいといった間取り設計も可能です。

また、廊下がない平屋は、家族が自然と顔を合わせやすいメリットがあります。
音や気配が伝わりやすく、家族の様子を見守りつつ過ごせるため、何かあった際もすぐに気づけます。
安心安全に暮らしやすい点も、平屋がバリアフリーに適している理由です。

 

理由③:リフォームの柔軟性

平屋はリフォームの柔軟性が高く、老後も安心して過ごしやすいため、バリアフリーに適しています。
2階がない分、間取りや開口部デザインの自由度が高く、大がかりなリフォームをする必要はありません。

使わなくなった部屋をリビングとして拡張したり、段差のないフラットな設計にしたりと老後も快適に過ごせるリフォームが可能です。
また、平屋は足場を組む必要がないため、費用を抑えてリフォームできる点もメリットといえます。

 

平屋でバリアフリー設計をする際の工夫

バルコニー

快適かつ安全に暮らすためには、バリアフリー設計の工夫が欠かせません。
平屋でバリアフリー設計をする際の工夫は、以下の6つです。

  1. 車椅子でも移動しやすい通路にする
  2. 転倒しにくい床材を選ぶ
  3. センサーライトや手すりをもうける
  4. 引き戸にする
  5. トイレや浴室など水回りの配置を考慮する
  6. 玄関土間の幅を広くする


それぞれ見ていきましょう。

 

工夫①:車椅子でも移動しやすい通路にする

平屋でバリアフリー設計をする際は、車椅子でも移動しやすいよう通路幅や段差を解消しましょう。
車椅子や介助が必要になった際、通路幅を広くしておくと生活に不便さを感じにくくなります。

車椅子の使用にあたって必要な幅の目安は、以下のとおりです。

車椅子の使用にあたって必要な通路幅のケース

必要な幅

車椅子の使用者と、人がすれ違える通路幅

150cm以上

車椅子が転回可能な通路幅

140cm角以上

車椅子の人と、もう一人が横を向いてもすれ違える広さの通路幅

120cm以上

車椅子を使用する際の通路幅

90cm以上

 
通路幅を広くし段差を減らすことで、車椅子でも生活しやすい住まいを実現できるでしょう。

引用元:国土交通省|第3章基本寸法

 

工夫②:転倒しにくい床材を選ぶ

バリアフリー設計を検討する際は、床材の工夫もポイントです。
家庭内事故の原因は、滑る・つまずくなどの転倒や転落になります。

加齢に伴い足腰が弱くなると身体機能が低下するため、転倒リスクも上がります。
平屋を建てるにあたって、以下の床材を選ぶと転倒リスクを軽減可能です。

床材の種類

特徴

タイルカーペット

クッション性が高く、歩きやすい

コルクタイル

弾力性とクッション性が高く、足腰への負担や転倒時の衝撃を軽減しやすい

クッションフロア

ビニル系床材で、クッション性が高い


また、部屋の一部に畳を設けるのもおすすめです。
畳は衝撃吸収性が高く、転倒時も衝撃を軽減しやすいのに加えて、和の落ち着いた空間で過ごせる良さがあります。

 

工夫③:センサーライトや手すりを設ける

バリアフリー設計の工夫には、センサーライトや手すりを設ける方法があります。
センサーライトとは、人の動きや周囲の明るさに反応して自動的に点灯・消灯する照明器具です。

夜トイレで起きた際、周囲が暗ければ転倒の原因につながります。
センサーライトや手すりを設けることで、転倒リスクの軽減が期待できます。

センサーライトを設置するのにおすすめな場所は、以下の通りです。

  • 玄関
  • 廊下
  • トイレ
  • 浴室
  • 勝手口


センサーライトを設置するのは転倒しやすい場所になるため、手すりを組み合わせると安全に過ごせます。

 

工夫④:引き戸にする

平屋のバリアフリー化には、引き戸にする工夫も効果的です。
開閉タイプのドアはスペースが必要になり、車椅子を使用する場合に不便さを感じる可能性があります。

引き戸は、開閉時のスペースが不要になるのに加えて、力が弱い方でも開きやすい点がメリットです。
また、引き戸は通行者との衝突防止になります。

小さい子どもや高齢の方でも暮らしやすい住まいに近づけるため、バリアフリー設計時は引き戸を採用するのがおすすめです。

 

工夫⑤:トイレや浴室など水回りの配置を考慮する

トイレや浴室は、介助のしやすさや利用者の自立をサポートするにあたって重要な要素です。
水回りの配置により、短い動線が確保できます。

トイレや浴室などの水回りを集約すると、移動がスムーズになるため、介助・介護がしやすくなります。
また、加齢に伴いトイレが近くなるため、寝室からトイレの動線を短くするのもポイントです。
ワンフロアで過ごせる平屋の良さを活かし、快適に過ごせる間取り設計を検討しましょう。

 

工夫⑥:玄関土間の幅を広くする

平屋でバリアフリー化を検討するにあたって、玄関土間の幅も重要です。
車椅子を使用する場合、以下のスペースを検討する必要があります。

  • 直進スペース
  • 車椅子で方向転換する際の内輪差を考慮したスペース
  • 車椅子で乗り降りするスペース
  • 車椅子をしまうスペース


玄関で介助してもらう場合、以下の幅を考慮しましょう。

玄関スペース

玄関土間の幅

2m10cm以上

玄関土間の奥行き

1m20cm以上

玄関アプローチの奥行き

1m50cm以上


車椅子をしまえるよう、土間収納を設けることもポイントです。
土間収納のメリットとデメリットについて知りたい方は、以下の記事をあわせて参考にしてください。

【関連記事】土間収納のメリット・デメリットは?活用アイデアと3つの施工実例も解説

 

バリアフリーの平屋で後悔しないための注意点

平屋でバリアフリー化を検討するにあたって、内装に気をとられてしまいがちです。
しかし、外構や性能など見落としてしまいやすい部分がある点に注意しましょう。

バリアフリーの平屋で後悔しないよう、次の点に注意が必要です。

  • 訪問介護などの利用を想定し、駐車場の広さや玄関アプローチを考慮する
  • ヒートショックを防ぐために高気密・高断熱の平屋を検討する
  • 採光や通風を確保できるかチェックする
  • 防犯対策を怠らないようにする


平屋は1階のみの住宅となり、窓が地面に近いことから防犯面に注意しなければなりません。
バリアフリー設計だけでなく、防犯ガラスや窓の大きさなどにも考慮が必要です。

また、訪問介護などを利用する際は駐車スペースを確保しておくと、スムーズに乗り降りできます。
外構や性能、防犯面なども考慮し、安心安全に過ごせる住まいを実現しましょう。

 

バリアフリーに適した平屋間取り例

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こちらはバリアフリーに適した平屋の間取り例で、注目ポイントは以下の2つです。

  1. スムーズに移動できるよう回遊動線を設けている
  2. 出入りや収納スペースに考慮した2WAY玄関になっている

 

家の中の移動に行き止まりがない回遊動線を設けているため、車椅子でも転回する回数を減らせます。
洗面所から脱衣室、キッチンまでの移動がスムーズな点も特徴です。

間取り図

また、玄関は2WAYタイプになっており、時間をかけて車椅子の乗り降りができます。
2.3帖の土間収納を設けているため、車椅子を収納しやすい点もバリアフリー設計の工夫ポイントです。

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まとめ:バリアフリー設計しやすい平屋で老後も快適な暮らしを

バルコニー

平屋はワンフロアで生活動線がシンプルなため、バリアフリー設計をするのに適しています。
リフォームの柔軟性も高く、長く快適に暮らせる住宅をお探しの方に平屋はおすすめです。

通路幅の確保やセンサーライト、手すりの設置など介助や介護が必要な際に工夫することで不便さを感じにくい住まいに近づきます。
バリアフリー設計の工夫を押さえて、平屋で老後も快適な暮らしを実現しましょう。

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この記事の監修

足立 克久

保有資格
宅地建物取引士、木造建築士、住宅ローンアドバイザー、FP3級、福祉住環境コーデイネーター3級、三重県被災建築物応急危険度判定士

2005年アサヒグローバルホーム入社
入社後、宅建士、建築士などの資格を取得。
その知識を生かし、分譲住宅、注文住宅の契約を300棟以上担当。
現在は東海三県の土地仕入れ、分譲住宅の開発に携わりながら住宅を販売している。