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2026年02月24日

吹き抜けの寒さ対策9選!リビングや玄関が冷える理由や間取り設計を解説

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明るく開放感のある住まいを実現するうえで、吹き抜けのある家を検討している方もいるでしょう。
吹き抜けは天井が高くなるため自然光が差し込み、家全体を明るくできる点がメリットです。
しかし、天井が高くなることで、寒いと感じる可能性があるため、対策が欠かせません。

この記事では、吹き抜けの寒さ対策を9つまとめました。
リビング・玄関が寒いと感じる理由や間取り設計のポイントも紹介するので、吹き抜けのある家を検討している方は参考にしてください。

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吹き抜けが寒い理由

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吹き抜けは、明るく開放的な空間を演出できる魅力がある一方、寒さを感じやすい点がネックです。
吹き抜けが寒いと感じる理由には、主に以下の点が挙げられます。

  • 縦に空間が広がるため、暖房効率が低下しやすい
  • 冷気が下に降りるため、1階が暖まりにくい
  • 住宅の断熱性や気密性が低い


吹き抜けを取り入れると空間が広くなるため、
一般的な広さのエアコンでは暖房による熱が全体に行きわたりにくくなります。
また、断熱性や気密性が低い住宅は外気の影響を受けやすく、寒さを感じる原因です。
したがって、吹き抜けを設ける際は、空間の広がりを考慮した寒さ対策が必要になります。

吹き抜けのメリットやデメリットについて知りたい方は、以下の記事をあわせて参考にしてください。

【関連記事】吹き抜けのある家で後悔しない!メリット・デメリット・施工事例を解説

 

吹き抜けの寒さ対策9選

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吹き抜けを取り入れたい方向けに、ここでは寒さ対策を9つ紹介します。

  1. 断熱・気密性能を高める
  2. 性能の高い窓を採用する
  3. ロールスクリーンを設ける
  4. サーキュレーター・シーリングファンで空気循環を行う
  5. 暖房器具や床暖房を活用する
  6. 容量の大きいエアコンにする
  7. 引き戸や仕切りを設置する
  8. 熱交換型の換気扇を利用する
  9. 突っ張り棒を使って天幕カーテンをつくる


快適な住まいを実現したい方は、ぜひ参考にしてください。

 

対策①:断熱・気密性能を高める

吹き抜けを設ける際は、断熱・気密性能が高い住宅にすることがポイントです。
断熱性の高い住宅は、外気温による影響を受けにくいため、夏は涼しく冬は暖かい室内環境に近づきます。

また、寒さ対策には建材間のすき間を減らす必要もあり、気密性の高さも重要です。
断熱・気密性能の高い家は、暖房効率の向上が期待できるため、光熱費の節約も期待できます。
吹き抜けのある家にする際は、高断熱高気密住宅を検討しましょう。

 

対策②:性能の高い窓を採用する

吹き抜けの寒さ対策には、窓の断熱性能を高めるのも効果的です。
住宅で熱の出入りが多い場所は、窓やドアなどの開口部です。

窓はサッシとガラスによって断熱性能が異なるため、アルミ窓より樹脂窓のほうが断熱性能が高くなります。
断熱性の高いガラスには、2枚ガラスとなる複層に加えて、ガラスの表面に熱を伝えにくくするLow-E皮膜処理が施されたガラスなどがあります。

したがって、Low-E複層ガラスを採用した樹脂窓やアルミ樹脂複合窓にすると、吹き抜けのある住宅でも寒さを感じにくいといえるでしょう。

 

対策③:ロールスクリーンを設ける

吹き抜け窓にロールスクリーンを設けるのも、寒さ対策の1つです。
ロールスクリーンは、生地を上下に昇降させて開閉する窓装飾でカーテンレールのない窓に設置可能です。

遮熱性の高い生地のロールスクリーンを採用すると、熱の出入りを抑える効果が期待できるのに加えて、冷暖房効率が向上することから寒さを軽減できます。
また、ロールスクリーンは日差しのコントロールにも役立つため、暑さ対策にもなり、一年を通じて活用できる点がメリットです。

ロールスクリーンには電動と手動の2種類があり、費用や操作のしやすさが異なります。
拭き抜けに採用する際は使用頻度や予算などを考慮のうえ、検討することがポイントです。

 

対策④:サーキュレーター・シーリングファンで空気循環を行う

吹き抜けの寒さ対策には、サーキュレーターやシーリングファンの活用もおすすめです。
暖かい空気は上昇し、冷たい空気の下降が寒さを感じる原因になります。

サーキュレーターとは、部屋の空気を循環させる目的で使用する製品で、冷暖房と組み合わせて使用するのが効果的です。
また、シーリングファンはサーキュレーター同様に、空気を循環させる目的で天井に取り付ける製品になります。

サーキュレーターやシーリングファンには空気を循環させる働きがあり、天井に滞っている暖かい空気を下降させ寒さを和らげる効果が期待できます。
吹き抜けのある家では、空気を循環させる製品をあわせて導入すると冬場でも快適に過ごせるでしょう。

 

対策⑤:暖房器具や床暖房を活用する

吹き抜けによる寒さを緩和する対策には、暖房器具や床暖房により足元から暖める方法もあります。
床暖房は床から伝わる熱と部屋全体に広がる熱を組み合わせているため、足元から暖まります。

身体の上へ行くにしたがって温度が和らぐことから、頭部が温かくなりすぎません。
冷え性の方でも靴下を使用せず過ごせるのが、床暖房を活用するメリットです。

また、パネルヒーターやオイルヒーターも寒さ対策にはおすすめで、空気を乾燥させにくい点が特徴です。
吹き抜けとあわせて、補助暖房を検討すると底冷えを防げます。

 

対策⑥:容量の大きいエアコンにする

吹き抜けのある家を検討する際は、対応帖数より1〜2ランク容量が大きいエアコンを選ぶのがおすすめです。
空間が縦に広がり、冷暖房効率を下げる点が吹き抜けを設けるデメリットになります。

例えば、LDKと同じ帖数のエアコンを購入しても、温かい空気が上に上がってしまうため十分な効果を得られません。
容量の大きいエアコンにすると、暖房効率の低下を防げるでしょう。

容量が大きいエアコンは購入費用がかさむため、月々の電気代を抑えられるよう省エネ性能のタイプを選ぶとよいでしょう。

 

対策⑦:引き戸や仕切りを設置する

吹き抜けの家では、引き戸や仕切りを設置するのも寒さ対策の1つです。
引き戸や仕切りを設置すると部屋の体積が小さくなるため、冷暖房効率の軽減が期待できます。

例えば、リビングに吹き抜けを設ける場合、寒い時期は引き戸や仕切りで空間の一部を仕切ると暖かい風を逃がしにくいでしょう。
室内を区切れる間仕切りは空間を効率的に活用できるため、寒さ対策以外にも用途があります。

 

対策⑧:熱交換型の換気扇を利用する

熱交換型の換気扇とは屋外に排出する空気から熱を回収し、室内に取り入れる際に利用して温度を調整する換気扇です。
熱交換型によって、換気扇から入る風を快適な温度に温めて換気できる点が特徴になります。

24時間換気システムの義務化により熱交換型の換気扇を導入している住宅は増えており、吹き抜けの寒さ対策としても有効です。
なお、24時間換気システムは3種類あり、室温を快適に保てる換気は第一種換気システムの採用がおすすめです。

24時間換気システムのメリットとデメリットが知りたい方は、以下の記事をあわせて参考にしてください。

【関連記事】24時間換気がいらないと言われる理由は?メリットとデメリットを解説

 

対策⑨:突っ張り棒を使って天幕カーテンをつくる

つっぱり棒を使った天幕カーテンは、費用を抑えて吹き抜けの寒さ対策がしたい場合におすすめです。
天幕カーテンによって、温かい風の上昇を抑制できます。

天幕カーテンに必要なものは、以下の3つです。

  1. つっぱり棒
  2. カーテン
  3. カーテンクリップ


自作が可能なうえに、壁に穴を開ける必要もありません。
天幕カーテンではつっぱり棒を使用することから取り外しも簡単なため、寒い時期のみ設置したい場合に適しています。

 

吹き抜けでも寒さを感じにくい家を実現する間取り設計のポイント

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吹き抜けで後悔しないためには、間取り設計が重要です。
間取り設計では、以下の点を考慮すると寒いと感じにくい住まいに近づきます。

  • リビングの端側やキッチン側に階段を設ける
  • 吹き抜け窓は床面積の10~20%を目安にする
  • 南側に吹き抜けを設ける
  • エアコンは短辺側に設置する


エアコンは長さが短いほうの辺となる
短手に設置すると、空調効率を高めやすいといわれています。
また、南側に吹き抜けを設けることで、日中は暖かい日差しが差し込み、寒さ対策に効果的です。

吹き抜けでも寒さを感じにくい家にするためには、設備だけでなく間取りの工夫もポイントになるため、慎重に検討しましょう。

 

リビングに吹き抜けがある家の施工事例

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こちらは、アサヒグローバルホーム注文住宅が手がけた吹き抜けのある住まいです。
間取り例の注目ポイントは、以下の2つです。

  1. 吹き抜けを設けたリビングには大きな窓を採用し採光を確保している
  2. シーリングファンを設け、空気を循環して寒さ対策をしている


モダンライクなこちらの住宅は、
吹き抜けの活用により天井に視覚的な広がりを生み出し、開放感のある空間を演出しています。

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シーリングファンは内装とマッチした黒色を採用し、寒さ対策だけでなく、おしゃれなインテリアにもなるのが魅力です。

なお、アサヒグローバルホームでは注文住宅と変わらない品質にこだわった分譲住宅も提供しています。
当社のこだわりについて知りたい方は、「わたしたちのこだわり」ページをご覧ください。

 

まとめ:吹き抜けの寒さ対策をして快適な空間を実現しよう

吹向け

吹き抜けは空間を広く見せられるメリットがありますが、寒さ対策が欠かせません。
性能の高い窓やシーリングファンを採用するなど、寒い時期でも快適に過ごせる設備の導入がポイントです。

また、断熱・気密性能が高い住宅にするのも寒さ対策の1つになります。
開放感と快適性を備えた吹き抜けのある家を実現したい方は、寒さ対策を検討しましょう。

アサヒグローバルホームでは、デザイン性と利便性を兼ね備えた建売物件を提供しています。
開放感のある住まいを検討している方は、「物件を探すページ」をご覧ください。

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この記事の監修

足立 克久

保有資格
宅地建物取引士、木造建築士、住宅ローンアドバイザー、FP3級、福祉住環境コーデイネーター3級、三重県被災建築物応急危険度判定士

2005年アサヒグローバルホーム入社
入社後、宅建士、建築士などの資格を取得。
その知識を生かし、分譲住宅、注文住宅の契約を300棟以上担当。
現在は東海三県の土地仕入れ、分譲住宅の開発に携わりながら住宅を販売している。