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2026年02月03日

リビング学習が注目されている理由とは?レイアウト術や間取り例も紹介

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リビング学習は、子どもの学習習慣や集中力を育てやすい方法として注目されています。
家族の気配を感じながら学べる点が魅力ですが、取り入れ方によっては、かえって集中しにくくなる場合もあります。

リビング学習を成功させるためには、机を置くだけでなく、生活動線や視線、空間の使い方まで含めて考えるのが重要です。

この記事では、リビング学習が注目されている理由を整理したうえで、学習効果を高めるレイアウトの工夫や、具体的な間取り例を紹介します。
家づくりを検討するにあたってリビング学習を取り入れたい方は、ぜひ参考にしてください。

 

リビング学習が注目されている理由

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リビング学習が注目されている理由は、学力面だけでなく、家庭内での学習環境や親子の関わり方に明確なメリットがあるためです。
ここでは、リビング学習が支持されている主な理由を3つに分けて解説します。

  1. 勉強に集中しやすい環境をつくれる
  2. コミュニケーションが増える
  3. 学習習慣を身につけられる


それぞれ見ていきましょう。

 

理由①:勉強に集中しやすい環境をつくれる

リビング学習は、生活音のある環境に慣れることで、集中力を育てやすい点が注目されています。
リビングは家族が過ごす共用スペースのため、会話や家事の音が自然に入り、周囲に音がある状況でも意識を勉強に向ける力が養われます。

学校の教室や試験会場も、完全な無音ではありません。
鉛筆の音や人の気配があるため、日常的に近い環境で勉強する経験は本番への対応力につながります。

また、親の目が届く場所で学習すると、ほどよい緊張感が生まれ、集中を保ちやすくなる点も特徴です。

 

理由②:コミュニケーションが増える

学習をきっかけに親子のコミュニケーションが自然に増える点も、リビング学習が注目されている理由です。
勉強中に「ここがわからない」といった疑問が生まれた際、親が近くにいるとその場ですぐに質問できます。
疑問をため込まずに解消できるため、学習への不安も軽減されます。

また、テレビのニュースや番組内容から話題が広がり、時事問題や社会への関心を会話の中で深められる点も特徴です。
兄弟がいる家庭では、上の子の学習内容に触れる機会が増え、異年齢間で刺激を受け合う環境も生まれます。

 

理由③:学習習慣を身につけられる

リビングに学習スペースを設けると、勉強を生活の流れの中に組み込みやすくなります。
自室へ移動して机に向かうには、行動や気持ちを切り替える必要があり、子どもにとっては勉強を始めるまでのハードルが高くなりがちです。

一方、リビングに学習机があれば、帰宅後や食後などのタイミングで自然に勉強を始めやすくなります。
この積み重ねによって、決まった時間に机に向かう行動が習慣として定着しやすくなります。

子どもとの時間を確保しやすくなる家事動線の楽な住まいが気になる方は、以下の記事もチェックしてみてください。

【関連記事】35坪で無駄のない間取りにするメリットは?利便性向上ポイントも紹介

 

リビング学習の効果を高めるレイアウトアイデア

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リビング学習の効果は、学習スペースのつくり方によって変わります。
ここでは、リビング学習の効果を高めるために押さえておきたい5つのポイントを具体的に紹介します。

  1. 学習効率を高める家具の選定・配置にする
  2. 学習に適した照明にする
  3. 生活動線上に学習机を置くのは避ける
  4. 親の視界に入る場所に学習スペースを設ける
  5. 収納を設けてすっきりした空間をつくる


それぞれ見ていきましょう。

 

アイデア①:学習効率を高める家具の選定・配置にする

リビング学習の効果を高めるには、家具そのものよりも配置とサイズ感を整えましょう。
特にテレビの位置、椅子の高さ、学習机の向きは、集中力や姿勢に直接影響します。

まずは、学習効率を左右しやすいポイントを整理します。

項目

配置・選定のポイント

期待できる効果

テレビの位置

机に座ったとき視界に入らない向きにする

映像による注意散漫を防げる

学習机の配置

壁付け、または視線が固定される位置に置く

視界の情報量が減り集中しやすくなる

椅子の高さ

足裏が床につく高さに調整する

姿勢が安定し集中が続きやすくなる


テレビが視界に入る位置にあると、音を消していても無意識に注意が向きやすくなります。
そのため、テレビを消すよりも、見えない位置にする配置が効果的です。

また、椅子の高さが合っていないと姿勢が崩れ、集中力が落ちやすくなります。
成長に合わせて高さ調整できる椅子を選ぶのも、リビング学習を続けやすくするポイントです。

 

アイデア②:学習に適した照明にする

リビング学習では、机や椅子だけでなく照明環境も学習効率を左右します。
明るさや色味が合っていないと目が疲れやすく、集中力の低下につながります。

学習に適した照明条件として、次を意識しましょう。

  • 文字やノートがはっきり見える十分な明るさを確保する
  • 昼白色など自然光に近い色味の照明を選ぶ
  • 天井照明とデスクライトを併用して明暗差を抑える
  • 利き手側に影が出にくい位置から手元を照らす


照明環境が整えば、学習中の余計な動作が減り、リビングでも集中して机に向かいやすくなります。

 

アイデア③:生活動線上に学習机を置くのは避ける

学習机の配置は、生活動線に重ならない場所を選びましょう。
人の行き来や家事動作が頻繁にある場所に机を置くと、視覚的な刺激が増え、学習の集中力が続きにくくなる可能性があります。

学習机を配置するうえで意識するべき点は、次の通りです。

  • 人やペットが頻繁に通る通路や、仕切りのない開口部付近には机を置かない
  • キッチン・ダイニングからの動線ラインとは交差しない位置に机を配置する
  • ソファやテレビ前など、人が集まりやすい場所を避けた位置に学習スペースを確保する
  • 出入口付近や玄関側へ向かう通路沿いに置かない


視覚や音による刺激を軽減するためにも、習机は家族の動きと交差しない位置に配置しましょう。

 

アイデア④:親の視界に入る場所に学習スペースを設ける

学習スペースは、親の視界に入る位置に設けましょう。
親が近くにいると、子どもは学習中の姿勢や行動を自然と意識しやすくなり、集中が途切れにくくなります。

また、つまずいた場面や手が止まった様子に親が気づきやすく、声をかけやすくなります。
学習の様子を日常的に把握できる配置は、学習の質を安定させるうえで大切なポイントです。

 

アイデア⑤:収納を設けてすっきりした空間をつくる

学習効果を高めるためにも、学習スペースは常に整理された状態に保ちましょう。
教材や文房具が散らかっていると、視界に入る情報量が増え、注意が分散しやすくなります。

収納面で意識したいポイントは、以下の通りです。

  • 壁面収納を活用して教科書やノートをまとめて収納する
  • ファイルボックスを使い教材を立てて整理する
  • 引き出しや仕切り付き収納で文房具を分類する
  • 収納付きの学習机を選び机上を広く保つ
  • 中身が確認できる収納ケースを使用する


整理された収納は、集中しやすい環境を維持するために欠かせません。

建売住宅の場合でも、購入前に間取りや収納計画を確認し、リビング学習に向いている住まいかどうかを判断しましょう。

アサヒグローバルホームでは、建売住宅の間取りや設備仕様を踏まえたうえで、リビング学習の取り入れやすさや収納の使い方についての相談も受け付けています。
実際の住まいを見学しながら確認できるため、暮らしをイメージしやすい点も特徴です。

「リビング学習を前提にした間取りを考えたい」「収納も含めて相談したい」という方は、「見学予約・建売物件のお問い合わせ」ページからお気軽に問い合わせください。

 

リビング学習におすすめの間取り例

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リビング学習を無理なく続けるためには、机や家具の配置だけでなく、間取り全体の考え方も重要です。
ここでは、リビング学習を取り入れやすく、家族の暮らしとも両立しやすい間取り例を3つ紹介します。

  1. L字型LDKでゾーンニング
  2. LDKカウンターを活用
  3. キッチンカウンターを使用


理想の住まいを実現する参考にしてください。

 

間取り①:L字型LDKでゾーンニング

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こちらの間取りの注目ポイントは、以下の2点です。

  1. LDK内にカウンターを設け、リビング学習専用のスペースを確保
  2. L字型の配置により、生活空間と学習空間を緩やかに分けたつくり


1階は約17.8帖のL字型LDKを中心に、キッチン前とリビングの一角にカウンターを配置した間取りです。

リビング内に学習スペースを設けながらも、動線の中心からは外れています。
そのため、家族の行き来による視覚的な刺激を受けにくく、落ち着いて机に向かいやすい配置となっています。

間取り図

間取り図

キッチンからカウンター全体を見渡せるため、家事をしながら子どもの学習状況を確認しやすい点も特徴です。
また、隣接する和室があることでリビング空間に奥行きが生まれ、学習スペースが生活動線から意識的に切り離された配置になります。

L字型のゾーンニングによって、リビングの一体感を保ちながら、リビング学習に適した環境を整えた間取りです。

 

間取り②:LDKカウンターを活用

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こちらの間取りの注目ポイントは、以下の2点です。

  1. LDK内のカウンターを学習スペースとして活用できる
  2. 畳コーナーと隣接し、学習と休憩の切り替えがしやすい


約16.8帖のLDKにカウンターを設けた間取りで、リビングの一角に学習スペースを確保しています。

ダイニングテーブルとは別にカウンターを設け、食事の準備や片付けと重ならず、落ち着いて勉強に取り組みやすくなっています。

間取り図

間取り図

キッチンからカウンターを見渡せるため、家事をしながら子どもの様子を確認しやすく、声かけもしやすくなっています。
また、リビングに隣接した畳コーナーは、学習後の休憩や気分転換の場として活用でき、長時間の学習でもメリハリをつけやすい点が特徴です。

LDKカウンターを中心に据えたため、家族の気配を感じながら学習できる環境を整えた間取りといえます。

 

間取り③:キッチンカウンターを使用

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こちらの間取りの注目ポイントは、以下の2点です。

  1. キッチンカウンターを学習スペースとして活用できる配置
  2. 家事動線と重なりにくく、親の目が届きやすい位置関係


約17.8帖のLDKを中心に、キッチン前にカウンターを設けた間取りです。
ダイニングやリビングから少し距離を取ったカウンター配置のため、生活動線の影響を受けにくく、学習や宿題に取り組みやすい環境を確保しています。

間取り図

間取り図

キッチンに立つ親の正面にカウンターがあるため、家事をしながら学習の様子を自然に見守れる点も特徴です。
また、近くにパントリーやファミリークローゼット、ランドリールームをまとめ、家事動線が整理され、学習中に人の行き来が集中しにくい設計となっています。

キッチンカウンターを活用したため、日常の流れの中に学習を取り入れやすい間取りです。

リビング学習の視点も踏まえつつ、建売住宅の探し方をさらに詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。

【関連記事】建売住宅の探し方6選!理想の家を探すための事前準備やポイントを紹介

 

まとめ:集中力を挙げるリビング学習の実現には間取りの工夫が重要

外観

リビング学習で集中しやすい環境をつくるためには、机や家具選びだけでなく、間取り全体の工夫が欠かせません。
生活動線と学習スペースを分け、親の視界に入る位置に学習場所を設け、集中力を保ちやすい環境を意識しましょう。

また照明や収納を整えるのも、目の負担や視界の情報量を抑え、集中しやすい状態を保つために大切です。

アサヒグローバルホームでは、愛知県・岐阜県・三重県にて建売住宅を多数ご用意しています。
学習スペースを考慮した建売住宅も多数販売していますので、当社の物件を知りたい方は「物件を探す」ページからご覧ください。

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この記事の監修

足立 克久

保有資格
宅地建物取引士、木造建築士、住宅ローンアドバイザー、FP3級、福祉住環境コーデイネーター3級、三重県被災建築物応急危険度判定士

2005年アサヒグローバルホーム入社
入社後、宅建士、建築士などの資格を取得。
その知識を生かし、分譲住宅、注文住宅の契約を300棟以上担当。
現在は東海三県の土地仕入れ、分譲住宅の開発に携わりながら住宅を販売している。