建売のおすすめオプション10選!相場と選び方のポイントを解説
建売住宅は、最低限の設備しか盛り込まれていない場合もあるため、必要に応じてオプション工事が欠かせません。しかし、「どのオプションを付けたらいいかわからない」という方も多いでしょう。
実際に建売住宅を購入した人からは、「設備を追加したけど結局使わなかった」「予想以上に費用がかかってしまった」という後悔の声が少なくありません。失敗しないためには、生活するうえで何が一番重要かを事前に考えておく必要があります。
本記事では、建売住宅購入の際に検討したいおすすめのオプション設備を解説します。住宅購入後の設備選びに迷っている方は、参考にしてください。
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目次
建売住宅でオプションは選べる?
建売住宅を買うときに、オプションを選ぶことは可能です。建売住宅に標準装備されている設備は、キッチンやトイレなど最低限であり、快適な暮らしに欠かせない設備が搭載されていないことが多いです。
そのため、建売住宅を購入する際は、どこまでの設備が備わっているのか、オプション工事は何があるのかを事前に確認しておく必要があります。
オプションはいつ決める?
オプション工事をしたい場合は、売主が設定した期日までに申し込みましょう。
通常、工事は引き渡し後に行われます。引渡しにあわせて売主側から締切日を伝えられるので、それまでに決めておきましょう。
引き渡し後すぐに工事を開始すれば、1~2週間以内には完成します。2週間程度の工期で対応する業者が多いので、引っ越しの1〜1ヶ月半前までに決めておくのがベストです。
工事が入居後でも構わないなら、いつまでに決めないといけないというルールはありません。しかし、荷物を搬入する前に作業をしたほうが良い工事もあるので、引っ越し前の依頼がおすすめです。
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建売住宅のオプションにおすすめな設備10選と費用相場
建売住宅のオプションとして、おすすめな設備10選を紹介していきます。
- 照明
- カーテンレール
- エアコン
- 網戸
- 室内干し
- シャッター
- テレビアンテナ
- 食洗機
- カップボード
- 表札
オプション①:照明
建売住宅では、基本的にトイレやお風呂などの照明しか付いていません。リビングや寝室に照明がないと真っ暗になってしまうので、必ずオプションで付けてもらいましょう。インテリアの雰囲気に合わせて選ぶのがおすすめです。
照明の費用相場は、1箇所あたり5,000~2万円です。ただし、電気工事が必要な場合は、追加で1箇所あたり3,000〜1万円程度の費用がかかります。
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オプション②:カーテンレール
建売住宅では、基本的にカーテンレールは標準で搭載されていません。DIYで取り付けることも可能ですが、壁に穴をあける必要があるので、入居前に設置してもらいましょう。
カーテンレールの費用相場は、1箇所あたり5,000~8,000円です。家全体につける場合は、5~10万円ほどの費用がかかります。
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オプション③:エアコン
エアコンが必要な真夏・真冬の時期は、家電量販店にとって繁忙期なので、注文してもすぐに手に入らない場合があります。引っ越してからすぐに使いたいなら、早めに注文しておきましょう。
工事費用は1~3万円ほどですが、エアコン本体は1台あたり約3〜20万円程度かかります。
エアコン本体の購入費用を安価に抑えたい場合は型落ちモデルの購入がおすすめです。型落ちモデルでも機能は最新型とほとんど変わらないことが多いため、使用していて困ることはないでしょう。
オプション④:網戸
網戸がないと蚊やハエなどの虫が侵入するので、入居までに取り付けておくのがおすすめです。通気性がいい網戸や花粉をカットできる網戸など、種類は多岐にわたるので、予算や目的に合わせて選びましょう。
費用相場は、1枚あたり5,000~1万円です。家全体だと10〜15万円程度になります。
オプション⑤:室内干し
雨の日や花粉対策には室内干しが欠かせません。物干しスタンドを買い足して干すこともできますが、家の使い勝手が悪くなるので、室内干しができるように洗濯機の近くに最初からつけておいたほうが良いでしょう。
室内干しを設置する際の費用相場は、約2~5万円です。
オプション⑥:シャッター
窓に付けるシャッターは、台風のときに窓ガラスが割れるのを防ぐ効果があります。台風が多い地域なら、必ず付けておきたい設備です。
シャッターは防犯用としても役立ちます。防犯のために、1階のすべての窓に付けておくと安心です。
シャッターの設置費用相場は、1枚あたり5~10万円です。合わせて面格子(1箇所あたり2~3万円)を1階に設置すれば、防犯効果がさらにアップします。
オプション⑦:テレビアンテナ
テレビを視聴するにはアンテナの設置が必要です。設置するときは高所での作業になるため、自ら対応するのは危険です。必ずプロに依頼して取り付けてもらいましょう。
設置費用の相場は、約5〜10万円程度です。
ケーブルテレビや光テレビを契約して視聴する方法もありますが、月額使用料がかかります。アンテナなら工事費だけで済むため、コストを安く抑えられます。
オプション⑧:食洗機
食器を洗う手間を少なくしてくれる食洗機は、忙しい共働き世帯に重宝される設備です。食器を入れるだけなので操作も簡単で、手で洗うより水の量も少なく済みます。
食洗機の設置にかかる費用は、10~20万円ほどです。ビルトイン型は新築時しか付けられないので、オプションで設置することをおすすめします。
オプション⑨:カップボード
食器や調理器具を収納するカップボードを事前に設置しておくと便利です。カップボードはあとから購入できますが、あらかじめキッチンのサイズやデザインに合わせて設置しておくほうが楽です。
カップボードを設置する場合は、15〜30万円ほどの費用がかかります。パーツの組み合わせやサイズなどによって、料金は変動します。
オプション⑩:表札
表札は「家の顔」としての役目を果たす重要なものなので、入居前に設置しておきましょう。表札はホームセンターなどでも簡単に作成できますが、デザインにこだわりたいなら専門家に依頼するのがおすすめです。
表札の費用相場は、2~4万円ほどです。ステンレスや石など、材質によって費用は変わります。
建売住宅のオプションの選び方
最初に、オプション工事の費用上限を定めておきましょう。先におおよその費用を決めておけば、さまざまな設備に目移りしたときも冷静な判断がしやすくなり、予算オーバーを防げます。
また、工事に優先順位をつけておくことも大切です。限られた予算内でできる工事は限られているので、生活において欠かせない工事を最優先しましょう。
たとえば、家事の効率性を重視するなら食洗器や物干し、住まいの安全性を第一に考えるなら窓のシャッターや面格子というように、何を優先するかによって選ぶべきオプションは変わります。
家族と相談しながら、ライフスタイルに合わせて必要な設備を考えてみましょう。
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まとめ:建売住宅のオプションは必要性とコストの検討が重要
建売住宅に標準装備されている設備は最低限のものなので、引っ越し前のオプション工事が重要です。コストも検討しながら、後悔しない選択をしましょう。
- 標準搭載されている設備を確認する
- オプション工事は売主が設定した期日までに申し込む
- 先に予算と優先順位を決めておく
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この記事の監修
足立 克久
2005年アサヒグローバルホーム入社
入社後、宅建士、建築士などの資格を取得。
その知識を生かし、分譲住宅、注文住宅の契約を300棟以上担当。
現在は東海三県の土地仕入れ、分譲住宅の開発に携わりながら住宅を販売している。