長期優良住宅の建売住宅はメリットばかり?確認方法や購入する注意点も紹介

建売住宅を探す中で、長期優良住宅を目にし、一般の物件より価格が高いため購入を迷っている方も多いのではないでしょうか。
長期優良住宅は初期費用がかかる反面、税制優遇や金利引き下げにより、トータルコストではお得になるケースが少なくありません。
この記事では、長期優良住宅の具体的なメリットから、購入前に知っておくべき注意点や確認方法までを徹底解説します。
価格とメリットのバランスを整理し、納得のいく住まい選びをするためのヒントとして、ぜひお役立てください。

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目次
長期優良住宅の建売住宅とは

長期優良住宅とは、将来にわたって安心・快適に暮らせるよう、建物の性能やメンテナンスのしやすさにこだわって作られた家のことです。
住宅性能への関心の高まりを背景に、新築一戸建てにおける長期優良住宅の認定割合は年々上昇傾向にあります。
国土交通省の「長期優良住宅の認定状況について」によると、新築の一戸建て住宅全体の認定実績は以下のとおりです。
【新築一戸建て住宅の認定実績】
令和4年度 | 令和5年度 | 令和6年度 | 累計 |
115,509戸 (29.3%)※ | 111,341戸 (31.3%) | 136,842戸 (39.3%) | 1,694,243戸 |
※新設住宅着工戸数に対する割合
新築においては累計160万戸以上が認定を受けており、多くの住宅で質の高さが重視されていることがわかります。
引用元:国土交通省|令和7年長期優良住宅の認定状況について(令和6年度末時点)
~新築戸建ての着工戸数に対する割合が約4割に(5年連続で過去最高)~
長期優良住宅の認定基準
長期優良住宅として認められるには、長く安心・快適に暮らせる家であるという国の基準をクリアする必要があります。
国土交通省の「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」によると、具体的に求められる性能は以下のとおりです。
【長期優良住宅の認定基準】
劣化対策 | 数世代(約100年)住み続けられる構造である |
耐震性 | 大地震が起きても倒壊しにくい強度がある |
省エネルギー性 | 断熱性が高く、冷暖房の効率が良い |
維持管理・更新の容易性 | 構造を傷めず配管の点検や掃除ができる |
居住環境 | 地域の良好な景観や街並みと調和している |
住戸面積 | 家族がゆとりを持って暮らせる広さがある |
維持保全計画 | 将来の点検・補修スケジュールが決まっている |
災害配慮 | 災害発生のリスクが低いエリアである |
※一戸建ての基準
なお、耐震性については令和7年4月の建築基準法改正に伴い、壁量計算等の基準が見直される点も押さえておきたいポイントです。
長期優良住宅は、将来のメンテナンスや住み心地まで配慮されている点が、一般的な建売住宅との決定的な違いになります。
引用元:国土交通省|長期優良住宅の普及の促進に関する法律
長期優良住宅の建売住宅を購入する5つのメリット

長期優良住宅の建売住宅を購入する場合のメリットは、以下の5つです。
- 税金の特別措置が受けられる
- 住宅ローン金利の優遇措置が利用できる
- 地震保険料が割引される
- 補助金が給付される
- 経年劣化による資産価値の下落を抑えられる
それぞれ見ていきましょう。
メリット①:税金の特別措置を受けられる
長期優良住宅は、購入時だけでなく保有時の税金も安くなります。
具体的な税金の特別優遇措置は、以下のとおりです。
- 登録免許税の税率引き下げ
- 不動産取得税の控除額増額
- 固定資産税の減額期間延長
物件価格が多少高くても、手厚い税制優遇によってトータルコストを抑えられるため、長期的に見てお得な制度になります。
メリット②:住宅ローン金利の優遇措置が利用できる
長期優良住宅は、住宅ローンの金利を引き下げる優遇プランを利用できる点が魅力です。
例えば「フラット35」を選ぶ際、金利が安くなる「Sプラン」などの対象になります。
条件によっては、借り入れ当初の5年間にわたり0.75~1%の金利が引き下げられます。
わずかな数字の差でも、35年で計算すると総返済額に数十万円以上の開きが出るケースも少なくありません。
毎月の返済負担を確実に減らせるため、家計にとってメリットになります。
メリット③:地震保険料が割引される
長期優良住宅は耐震性が高く評価されるため、地震保険料の割引制度が適用されます。
割引率は建物の耐震等級によって決まり、等級2なら30%、等級3なら50%の割引です。
一般住宅と比べて保険料が半額で済むケースもあり、節約効果につながります。
地震保険は、数年ごとの更新で長く払い続ける固定費です。
ランニングコストを抑えられる点は、家計にとってメリットです。
耐震性の高い家の特徴については以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
【関連記事】地震に強い家の構造とは?耐震性を高める家の特徴・機能・間取り例を紹介
メリット④:補助金が給付される
長期優良住宅は、条件を満たすと国からの補助金を受け取れるチャンスがあります。
「子育てエコホーム支援事業」などの対象になれば、最大で100万円規模の支援を受けられる場合もあり、住宅購入時の初期費用を軽減できるのが魅力です。
一般的な住宅では受け取れないケースも多いため、長期優良住宅ならではの金銭的メリットになります。
メリット⑤:経年劣化による資産価値の下落を抑えられる
長期優良住宅は、数世代にわたって快適に暮らせるよう設計された質の高い住まいです。
毎日の心地よさはもちろん、建物の寿命を延ばすための工夫もしっかり施されています。
点検や掃除がしやすい構造のため、適切な維持管理を無理なく続けられます。
こまめなメンテナンスによって、年月が経っても住宅の状態を良好に保ちやすいのが特徴です。
長く良い状態を維持できる家は、将来的な資産価値の下落を抑えられます。
売却時の評価も残りやすく、資産としての安心感にもつながります。
長期間優良住宅の建売住宅を購入する注意点

長期間優良住宅の建売住宅を購入する際の注意点は、以下のとおりです。
- 承認申請を行う必要がある
- 増築やリフォーム時は許可が必要になる
- 税金の特別措置や給付金申請には期限が設けられる
それぞれ見ていきましょう。
注意点①:承認申請を行う必要がある
長期優良住宅の認定を受けるには、建売住宅であっても引き渡し前に所管行政庁への承認申請が必要になります。
通常は着工前に申請しますが、建売住宅では購入者が名義変更等の手続きを行うケースが一般的です。
承認申請の手順は、以下の通りです。
- ハウスメーカー(または不動産会社)と不動産売買契約を結ぶ
- 「認定通知書」が交付済みであること(または工事完了の状況)を確認する
- 必要書類(売買契約書や認定通知書の写し等)を揃え、役所へ承認申請を行う
- 審査完了後、役所から「承認通知書」が届く
- 通知書を受け取り、家の維持管理(メンテナンス)を行う義務を引き継ぐ
承認申請には物件価格とは別に、申請手数料やハウスメーカーへの代行費用として数万円から十数万円程度のコストが発生します。
後から「知らなかった」とならないよう、契約前に具体的な申請フローと必要な追加費用を必ず確認することが大切です。
また、建売住宅購入までの流れもわかるとよりスムーズに手続きを進められます。
【関連記事】建売住宅購入までの流れは?かかる期間と3つの注意点を具体的に解説
注意点②:増築やリフォーム時は許可が必要になる
長期優良住宅のリフォームには「維持保全計画」の遵守が求められますが、すべての工事に手続きが必要なわけではありません。
壁紙の張り替えや同等設備の交換といった小規模な工事であれば、申請手続きは不要です。
一方で、増築や性能に関わる大規模な変更を行う場合は、事前の許可申請が必須となります。
申請を漏らすと認定が取り消され、税制優遇などのメリットを失う可能性があります。
無用なトラブルや損失を避けるためにも、リフォーム時は必ず施工業者に認定住宅であることを伝え、事前に相談するようにしましょう。
注意点③:税金の特例措置や給付金申請には期限が設けられる
税金の特例措置や給付金は、いつでも利用できるわけではなく、厳格な期限や予算枠がある点に注意が必要です。
特に補助金は先着順であり、国の予算上限に達した時点で、期間内であっても受付が終了してしまいます。
また、減税措置も入居期限をまたぐと対象外になるケースがあります。
数百万円単位の損を防ぐためにも、検討段階から最新の予算状況を確認し、余裕を持って早めに動くことが重要です。
長期優良住宅の建売住宅か確認したい場合は認定通知書をチェック

長期優良住宅の建売住宅かどうかを確認する場合は、認定通知書をチェックするのが確実です。
購入前には、重要事項説明の際に、該当物件が認定を受けているかを必ず確認しておきましょう。
アサヒグローバルホームでは、認定基準を満たすのはもちろん、建売住宅でも品質に妥協しない家づくりを行っています。
創業以来の実績を活かし、有名設備メーカーとの直接取引や中間コストの削減によって、高品質な設備・性能を標準仕様で実現しています。
さらに、将来の暮らしまで見据えた長期保証やアフターサポートも万全です。
長期優良住宅の建売を検討している方は、認定の有無だけでなく、どのような品質へのこだわりがあるかにも注目することが大切です。
アサヒグローバルホームが大切にしている家づくりの想いは、わたしたちのこだわりにて紹介していますのでぜひご覧ください。
まとめ:長期優良住宅の建売住宅をお探しの方はアサヒグローバルホームへ

長期優良住宅の建売住宅は、高い耐震・省エネ性能により、長く安心して暮らせる資産価値の高い住まいです。
初期費用はかかりますが、減税や金利優遇を活用すれば、トータルコストでのメリットを十分に受けられます。
購入時は認定通知書の確認や引き渡し前の承認申請を忘れずに行い、恩恵をしっかりと受け取りましょう。
アサヒグローバルホームでは、建売住宅でも長期優良住宅基準を満たす高品質な住まいを提供しています。
税制のメリットと快適な暮らしを両立する住まいを、物件を探すページで確認してみてください。
【関連記事】マイホームの頭金はいくら必要?平均額と頭金の額を検討するポイントを解説
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この記事の監修
足立 克久
2005年アサヒグローバルホーム入社
入社後、宅建士、建築士などの資格を取得。
その知識を生かし、分譲住宅、注文住宅の契約を300棟以上担当。
現在は東海三県の土地仕入れ、分譲住宅の開発に携わりながら住宅を販売している。